広州発 - 天河スタジアムでキックオフの笛が吹かれたとき、一つの言葉がゲームを支配するように見えた。“スピード”である。立ち上がりの10分は、非常に激しい動きだった。
インテルは力強いスタートを切り、レアル・マドリーを混乱させることができることを示す。エルナネスが左サイドからクロスを入れてイカルディを狙ったが、わずかに合わない。2分後にはコヴァチッチからパラシオに展開して同じようなアクションがあったが、マウリートは再びうまくいかなかった。
スピードはレアル・マドリーも十分だった。ヘセがカウンターでハンダノヴィッチのゴールを脅かす。クリスティアーノ・ロナウドも左から狙ってきたが、ハンダノヴィッチが対応した。
13分、インテルはイカルディ、エルナネス、イカルディとパスがつながって鮮やかに抜け出したが、ケイロル・ナバスに止められる。CR7対ハンダノヴィッチも続き、我々の守護神が勝利した。ポルトガル人アタッカーの30メートルのFKをGKが触っている。
前半は活発なままだ。コヴァチッチを起点に攻撃を仕掛けて、自ら突破を狙う場面も。29分にはレアル・マドリーが先制する。ペナルティーエリア外からのクロスをヘセがコントロール。切り返してムリージョをかわして流し込んだ。これはハンダノヴィッチもどうすることもできない。
湿度で体力を奪われることは自然だった。リズムは下がっていったが、前半終了間際はコヴァチッチのシュートがケイロル・ナバスに止められ、エルナネスのFKも相手守護神に阻まれた。
レアル・マドリーは後半から入ったチェリシェフがいきなりチャンスをつくる。55分にはセットプレーで良いパスが入り同点弾のチャンスがあった。
57分、2−0になる。セットプレー崩れのボールからルーカス・バスケスが低いクロスを入れると、中央でヴァランが合わせて2点差とした。
その後で多くの交代があったが、最後はハメスが3点目を決める。その直前にサミルが彼のFKを見事に止めた。しかし、コロンビア人は89分にもう一度狙い、守護神もノーチャンスのゴールを決めた。
インテル 0-3 レアル・マドリー
得点者: ヘセ (29分), ヴァラン (56分), ハメス・ロドリゲス (89分)
インテル: 1 ハンダノヴィッチ; 14 モントーヤ(67分 サントン), 23 ラノッキア(82分 ポーパ), 24 ムリージョ(67分 アンドレオッリ), 5 フアン・ジェズス(82分 長友); 77 ブロゾヴィッチ(53分 ニュクリ), 10 コヴァチッチ(82分 ダンブロージオ), 7 コンドグビア(82分 タイデル); 88 エルナネス(66分 グアリン); 8 パラシオ(67分 ロンゴ), 9 イカルディ.
ベンチ: 30 カリソ, 46 ベルニ, 6 アンドレオッリ, 44 デルガド, 92 バルディーニ, 93 ディマルコ.
監督: ロベルト・マンチーニ
レアル・マドリー: 1 ケイロル・ナバス(58分 カシージャ); 23 ダニーロ(62分 カルバハル), 3 ペペ(46分 ヴァラン), 4 セルヒオ・ラモス(46分 ナチョ), 12 マルセロ(63分 アルベロア); 8 クロース(62分 ルーカス・シウバ), 14 カゼミロ(78分 ジョレンテ), 7 ロナウド(46分 チェリシェフ), 22 イスコ(78分 ハメス・ロドリゲス), 11 ベイル(46分 ルーカス・バスケス); 20 ヘセ(78分 ラソ)
ベンチ: 9 ベンゼマ, 19 モドリッチ, 24 イジャラメンディ, 25 パチェコ, 31 ルベン・ジャネス, 41 ウーデガルト.
監督: ラファエル・ベニテス
主審: Fu Ming
副審: Alamusi, Mu Yuxin
第4審判: Guan Xin
English version Versión Española Versi Bahasa Indonesia Versione Italiana