インテルVユヴェントスは1−2

イカルディのゴールで先制するも、マルキージオのPKで同点に。後半にモラタがゴールを挙げた。

ミラノ発 - イカルディのゴールだけでは不十分だった。マルキージオがPKを決め、後半にはモラタのゴールで逆転を許している。インテルは立ち上がりから前に出た。2分も経たずに枠内にシュートを放つと、マウリートのシュートはストラーリに阻まれる。ユヴェントスはモラタを中心に押し戻していく。ダンブロージオをスピードでかわして左足で狙ったが、ゴールネットを外から揺らした。

激しい試合になり、インテルはプレスをかけ、ボールを支配して、パスも正確だった。シャキリは6分に鋭いシュートを放つ。しかし、決まらなかった。ゴールはCKからだった。ペナルティーエリア内からこぼれてきたボールをブロゾヴィッチが狙うと、イカルディに当たったボールがストラーリの守るゴールに決まり、サン・シーロが沸く。彼にとっては、ユヴェントス戦6ゴール目である。

19分にはダンブロージオが右サイドを突破して中へ入れたが、ストラーリが対応した。ユヴェントスはモラタと彼のスピードを軸に盛り返していく。インテルはシャキリのシュートがクロスバーを捉えるなどしたが、追加点は決まらない。その2分後、メデルの後方へのパスが短くなると、マトリに抜け出されてペナルティーエリアに侵入された。追いついたヴィディッチがファウルを取られてPKになると、スポットからマルキージオが決めて1−1となる。

後半はユヴェントスが力強い立ち上がりを見せて、開始2分で2回フィニッシュまで持ち込んだ。どちらもモラタである。61分にも彼は危ない場面をつくった。71分にインテルは決定機をつくる。コヴァチッチの長いパスにペナルティーエリア右でダンブロージオがアクロバティックにジャンピングボレーで合わせた。しかし、ボールはわずかに枠外。スーパーゴールは決まらなかった。

ユヴェントスはペースを上げる。ポグバが投入された。彼がエリアに入り、混乱を起こし、ボールはエリアを出た。すると、モラタがシュートを狙い、ハンダノヴィッチの対応の不正確さもあって得点になる。インテルはすぐに誇りを見せて決定機をつくったが、ストラーリのスーパーセーブに阻まれる。終盤はスペースを消され、追いつくことはできなかった。

インテル 1-2 ユヴェントス

得点者:イカルディ(9分)、マルキージオ(42分[PK])、モラタ(83分)

インテル: 1 ハンダノヴィッチ; 33 ダンブロージオ, 23 ラノッキア(89分 ニュクリ), 15 ヴィディッチ, 5 フアン・ジェズス; 77 ブロゾヴィッチ(82分 ポドルスキ), 18 メデル, 10 コヴァチッチ; 91 シャキリ(71分 長友); 8 パラシオ, 9 イカルディ.
ベンチ: 30 カリーソ, 6 アンドレオッリ, 17 クズマノヴィッチ, 20 オビ, 21 サントン, 26 フェリペ, 28 プスカシュ, 93 ディマルコ, 97 ボナッツォーリ.
監督: ロベルト・マンチーニ

ユヴェントス: 30 ストラーリ; 26 リヒトシュタイナー,(56分 オグボンナ) 15 バルザーリ, 19 ボヌッチ, 20 パドイン; 2 ロムロ, 8 マルキージオ, 27 ストゥラーロ; 37 ペレイラ(78分 ポグバ); 9 モラタ, 32 マトリ(66分 ジョレンテ).
ベンチ: 34 ルビーニョ, 77 アウデロ, 7 ペペ, 11 コマン, 17 デ・チェーリエ, 22 アサモア, 39 マッローネ.
監督: マッシミリアーノ・アッレグリ

主審: ドヴェーリ
副審: カリオラート, マルツァローニ
第4審判: ディ・リベラトーレ
追加副審: ヴァレーリ, カルヴァレーゼ


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