試合結果
2011年4月19日 20:45
ハビエル・サネッティ |
6.55
6.55
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デヤン・スタンコヴィッチ |
8.66
8.66
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エステバン・カンビアッソ |
6.48
6.48
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ジュリオ・エスピンドラ |
6.62
6.62
|
マイコン・シセナンド |
6.36
6.36
|
ディエゴ・ミリート |
5.32
5.32
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ジョエル・チュクウマ・オビ |
7.17
7.17
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ルシオ・フェレイラ |
8.31
8.31
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ヴェスレイ・スナイデル |
6.37
6.37
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ゴラン・パンデフ |
6.54
6.54
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マクドナルド・マリガ |
6.19
6.19
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アンドレア・ラノッキア |
5.89
5.89
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ジャンパオロ・パッツィーニ |
5.45
5.45
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長友・佑都 |
7.25
7.25
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チーム<br>平均点 | 6.66 |
2013年1月23日 | 2-1 | 13' Florenzi, 33' Destro, 44' Palacio | ゲーム |
2011年4月19日 | 0-1 | 45' Stankovic | ゲーム |
2008年5月24日 | 2-1 | 55' Perrotta, 61' Pelé, 36' Mexes | ゲーム |
2007年5月9日 | 6-2 | 1' Totti, 5' De Rossi, 55' Panucci, 57' Crespo, 16' Perrotta, 20' Crespo, 31' Mancini, 90' Panucci | ゲーム |
2006年5月3日 | 1-1 | 8' Cruz, 59' Mancini | ゲーム |
2005年6月12日 | 0-2 | 30' Adriano, 36' Adriano | ゲーム |
1986年5月7日 | 2-0 | 18' Rig. Desideri, 29' Tovalieri | |
1981年12月8日 | 4-1 | 12' Chierico, 14' Faccini, 58' Aut. Bini, 82' Prohaska, 88' Rig. Di Bartolomei | |
1965年6月9日 | 6-8 dcr (2-2) | 22' Rig. Manfredini, 29' Francesconi, 50' Bedin, 56' Jair |
[ローマ]“スタディオ・オリンピコ”で行われたTIMカップ決勝ファーストレグ、ローマ対インテル戦の勝利を手にしたのはインテルだった。ネラッズーリに勝利をもたらしたのは前半終了直前にデヤン・スタンコヴィッチが放った鮮やかなミドルシュート。前半の序盤、レフェリーの不利な判定に悩まされたスタンコヴィッチだったが、このゴールは文句の付けようのないもの。後半は両チームとも多くのチャンスを作ったが、ゴールを決めることは出来なかった。準決勝セカンドレグは、5月11日にスタディオ・ジュゼッペ・メアッツァで行われる予定である。
前半:レオナルドは、センターバックコンビをラノッキアとルシオで構成。右サイドバックにマイコン、左サイドに長友、中盤はサネッティ、カンビアッソ、スタンコヴィッチ、トップ下にスナイデル、2トップはミリート、パンデフという布陣でローマ戦に臨んだ。開始早々の2分、スナイデルがロングシュートを放つが、ドーニが簡単にキャッチ。その直後、スタンコヴィッチがスナイデルのクロスからゴールを決めたが、レフェリーのリッツォーリはその直前に笛を吹いてゴールを無効にした。フアンに対してスタンコヴィッチのファウルがあったとのことだが、リプレーを見る限りファウルはなかった。9分、今度はローマが大きなチャンスをつかむ。ラノッキアがミスで失ったボールをボリエッロが拾い、ゴール前のヴチニッチにパス。だが、ゴール手前の決定的な場面でヴチニッチがシュートを外した。15分、ローマのフリーキック。ピサーロがずらしたボールを中央からヴチニッチが左足で蹴るもボールはバーの上に外れる。17分、インテルはデ・ロッシにハンドがあったと抗議するが受け入れられず。21分、マイコンが右からクロス、それをルシオがヘッドで合わせたがドーニがジャンプしてキャッチ。26分、カッセッティが中央にクロス、ルシオが、ペロッタの前に入り、半ばオーバーヘッド気味にこれをクリア、ピンチを防いだ。30分、デ・ロッシがカウンターアタックからシュートを放つが枠をとらえず。その直後にまたしてもマイコンの好プレー。ゴール前のピンチでフリーになったボリエッロを見事にブロックした。43 分、スナイデルが右足で25メートルのロングシュートを放つが、ボールは枠を大きく外れる。そして、45分、ついにスタンコヴィッチが仕留めた。キックオフ直後と同様に中央でカンビアッソからのパスを受けたスタンコヴィッチが右足を強く振り抜いた。強烈なロングシュートはローマのゴールネットを揺らしたのだ。スタンコヴィッチのファインゴールのおかげでインテルは0-1で前半を終了した。ロスタイムは1分間。
後半:ハーフタイムでのメンバー交代はなし。後半早々からピッチ内には緊張感があふれていた。序盤早々、ルシオに対してヴチニッチが肘うちを食らわすが、レフェリーはそれを見逃す。8 分、ローマは大きなピンチを迎える。スタンコヴィッチが中央のパンデフにハイクロス。パンデフのヘディングシュートはカッセッティの背中に当たり、ドーニが飛び出したのを見たスナイデルはこぼれ玉を中央に上げた。がら空きになったゴールにパンデフが飛び込んだが、ぎりぎりのところでカッセッティがボールをクリアした。インテルにとっては決定的なチャンス。決めておきたいところだった。19分、タッデイのクロスにペロッタが頭で合わせたが、ジュリオ・セザルがこれをキャッチ。26分、マイコンを起点としてのカウンターアタック。スナイデル、スタンコヴィッチと回ったボール。スタンコヴィッチがクロスをフィードしたが、そのボールを明らかにデ・ロッシは手で触れている。だが、レフェリーは、それを見逃す。前半のハンドよりももっと明らかなケースだっただけにインテルイレブンは納得が行かなかったようだ。34分、パンデフのパスをスナイデルが左足でシュート、ドーニがこれをセーブした。試合終盤、ローマはヴチニッチを軸にして攻撃を仕掛けたがインテルが隙を見せることはなかった。そして、インテルも前がかりになったローマの背後を突く。44分、スナイデルからのロングパスを受けたパッツィーニがGKと1対1になったが、飛び出したドーニにブロックされた。その1分後、今度はマイコンが見事な守備を見せた。ゴール前に抜け出たヴチニッチに、タイミングよく反応したマイコンがピンチをコーナーキックに逃げた。4分間のロスタイムの後、主審は試合終了の笛を吹いた。インテルは敵地で貴重な勝利をモノにしたのである。
ローマ対インテル戦:0-1
得点者:45分 スタンコヴィッチ
ローマ:32 ドーニ、77 カッセッティ(78分、87 ロージ)、29 ブルディッソ、4 フアン、17 リーセ、7 ピサーロ、16 デ・ロッシ、11 タッデイ、20 ペロッタ(73分、30 シンプリシオ)、9 ヴチニッチ、22 ボリエッロ(63分、94 メネズ)
控え選手:1 ロボンツ、3 カステッリーニ、15 ロリア、33 ブリーギ
監督:ヴィンチェンツォ・モンテッラ
インテル:1 ジュリオ・セザル、13 マイコン、6 ルシオ、15 ラノッキア、55 長友、4 サネッティ、19 カンビアッソ、5 スタンコヴィッチ(89分、17 マリガ)、10 スナイデル、27 パンデフ(82分、20 オビ)、22 ミリート(75分、7 パッツィーニ)
控え選手:12 カステッラッツィ、14 カルジャ、23 マテラッツィ、26 キヴ
監督:レオナルド
主審:ニコーラ・リッツォーリ(ボローニャ)
イエローカード:5分 タッデイ、14分 マイコン、51分 ブルディッソ、57分 ラノッキア、59分 スナイデル
インジュリータイム:前半1分、後半4分
先発メンバー
Doni | 1 Julio Cesar |
Cassetti | 13 Maicon |
N.Burdisso | 6 Lucio |
Juan | 15 Ranocchia |
Riise | 55 Nagatomo |
Pizarro | 4 Zanetti |
De Rossi | 19 Cambiasso |
Taddei | 5 Stankovic |
Perrotta | 10 Sneijder |
Vucinic | 27 Pandev |
Borriello | 22 Milito |
ベンチ
Lobont | 12 Castellazzi |
Castellini | 7 Pazzini |
Loria | 14 Kharja |
Simplicio | 17 Mariga |
Brighi | 20 Obi |
Rosi | 23 Materazzi |
Menez | 26 Chivu |