試合結果

2011年5月8日 15:00

Inter
32' (2nd half) Coutinho
28' Cambiasso
25' Pazzini
Fiorentina
29' (2nd half) Gilardino
主審 Luca Banti / 副審 De Luca, Manganelli / 第4審判 Ciampi
レポート
レポート
ハビエル・サネッティ
7.36
7.36
マルコ・マテラッツィ
6.27
6.27
エステバン・カンビアッソ
8.14
8.14
ジュリオ・エスピンドラ
8.35
8.35
マイコン・シセナンド
7.31
7.31
クリスティアン・キヴ
6.53
6.53
ジョエル・チュクウマ・オビ
6.94
6.94
ルシオ・フェレイラ
6.34
6.34
サミュエル・エトオ
8.13
8.13
ゴラン・パンデフ
6.09
6.09
フィリッペ・コウチーニョ
7.83
7.83
アンドレア・ラノッキア
6.65
6.65
ジャンパオロ・パッツィーニ
8.55
8.55
ウシーヌ・カルジャ
6.46
6.46
チーム<br>平均点 7.21
7 枠内シュート 9
5 枠外シュート 5
11 ファウル 11
6 CK 3
2 オフサイド 3
27:29 ポゼッション 22:25
DA IMPLEMENTARE
勝(51) 分(20) 敗(16)

[ミラノ] セリエA・2010-11シーズン第36節のインテル対フィオレンティーナ戦は3-1でインテルがモノにした。前半、クロスバーの助けとジュリオ・セザルのファインセーブがフィオレンティーナに先制ゴールを許さなかった。それまで3回のチャンスに決め切れなかったパッツィーニが前半25分に4回目のチャンスをモノにしてゴールを決めた。さらに、その3分後、カンビアッソが2点目を決めて前半で2-0とリードした。後半に入ると、フィオレンティーナは74分にジラルディーノのゴールで1点差に詰めたが、77分、コウチーニョがFKから鮮やかなゴールを決めて(コウチーニョのセリエA初ゴール)インテルが勝利を決定付けた。

前半:レオナルドは、DFラインのセンターにラノッキアとマテラッツィ、右にマイコン、左にキヴを、サネッティとカンビアッソのダブルボランチ、パッツィーニの1トップの背後に、エトオ、カルジャ、コウチーニョの3人を据えてフィオレンティーナ戦に臨んだ。長友はインフルエンザでゲームを欠場。スナイデルは今回招集されなかった。ベンチには久しぶりにサムエルの姿が。ミリートもベンチスタートとなった。試合前の電光掲示板には“グランデ・インテル”の偉大なるキャプテン、アルマンド・ピッキの映像が映し出される。ピッキの没40周年を記念したもの。ピッチ上では現在の偉大なるキャプテン、ハビエル・サネッティがプロとしての999試合出場。『1971年5月-2011年5月』と書かれたキャプテンマークを付けてのプレーとなった。

7分にコウチーニョのパスをパッツィーニがフリーで打つがバーの上に外れた。その直後、フィオレンティーナの逆襲。チェルチのクロスにジラが足で飛び込むがクロスバーを直撃。クロスバーの応酬は続く。12分にはコウチーニョからのパスをパッツォがシュート。それをボルツがパンチング、そのボールがクロスバーを叩いた。インテルの次のチャンスもパッツィーニ。エリア内でパスクアルを背にして半転してシュートしたが、ボルツがキャッチした。19分、この日のヴィオラで最も動きが目立っていたチェルチが左足で強烈なシュートを打ったが、ジュリオ・セザルがダイビングセーブで防ぐ。そして、25分、パッツィーニの、偉大な、かくも偉大なゴールが生まれる。左サイドでエトオが粘ってグラウンダーのパスを中にフィード、中央でパッツィーニが右足で振り向きざまシュート、ファーサイドに決める。インテルに先制ゴールの余韻を楽しむ時間はなかった。先制ゴールの2分後に早くも追加点が生まれたのだ。27分、エトオが左サイドのFKからクロスをフィード。カンビアッソがヘッドでコースを変えて逆サイドに決めて2-0にした。40分、フィオレンティーナにとっては惜しいチャンス。ダゴスティーノの左からのクロスにチェルチが飛び込んだがわずかに枠を外れる。44分にはボルツのファインセーブ。左からのカンビアッソのパスをマイコンがシュート。ボルツがそれを足で防いだもの。

後半:ハーフタイムでのメンバー変更はなし。8分にヴィオラにビッグチャンス。モントリーヴォのパスにジラルディーノが反応、ラノッキオアをターンでかわし右足のアウトサイドでシュートを打つが、わずかに枠を外れた。フィオレンティーナは11分にムトゥを投入。一方、レオナルドは3日後に控えたコッパ・イタリア準決勝セカンドレグを見据えてエトオを休ませる策に出た。13分、エトオに代えてパンデフを投入。27分にはムトゥが左サイドを抜け出し、左足のアウトサイドでボレーシュートを打つがわずかにバーの上に外れる。だが、29分にジラルディーノがゴールを決めて1点差に詰める。サンターナからのループパスを右太ももでストップ、左足のインステップでボレーシュートを打ったもの。32分、レオナルドのコウチーニョ起用がずばり当たった形となる。エリア正面からのFKから、コウチーニョが壁の上ぎりぎりにカーブをかけたシュート。相手GKは全く反応できなかった。コウチーニョのセリエA初ゴールでインテルは得点を3-1とした。43分、インテルにとって大きなピンチ。ルシオのミスから奪ったボールをドリブルでムトゥが左サイドを突破、中央でフリーだったジラルディーノにグラウンダーのクロスをフィードしたが、ジュリオ・セザルが一歩早くボールにタッチ、ピンチを脱した。5分間のロスタイムの後にゲーム終了。この日の勝利はレオナルド監督のホームでの11勝目。この勝利でインテルの勝ち点は72になり、セリエA2位が決まった。

インテル対フィオレンティーナ 3-1
得点者:前半25分 パッツィーニ、前半28分 カンビアッソ、後半29分 ジラルディーノ、後半32分 コウチーニョ

インテル
:1 ジュリオ・セザル、13 マイコン、15 ラノッキア、23 マテラッツィ(後半32分、6 ルシオ)、26 キヴ(後半27分、20 オビ)、4 サネッティ、19 カンビアッソ、14 カルジャ、29 コウチーニョ、7 パッツィーニ、9 エトオ(後半13分、27 パンデフ)
控え選手:12 カステッラッツィ、22 ミリート、25 サムエル、37 ファラオーニ
監督:レオナルド

フィオレンティーナ:84 ボルツ、29 デ・シルヴェストリ、5 ガンベリーニ、14 ナターリ、23 パスクアル(後半36分、25 コモット)、85 べーラミ、21 ダゴスティーノ(後半11分、10 ムトゥ)、18 モントリーヴォ、24 チェルチ、11 ジラルディーノ、6 バルガス
控え選手:1 フレイ、2 クロルドルップ、7 サンターナ、22 リャイッチ、32 マルキオンニ
監督:シニシャ・ミハイロヴィッチ

主審:ルーカ・バンティ(リヴォルノ)
警告:前半27分 デ・シルヴェストリ
ロスタイム:前半1分、後半5分
観衆:55,879人

先発メンバー

Julio Cesar 1 Boruc
Maicon 13 De Silvestri
Ranocchia 15 Gamberini
Materazzi 23 Natali
Chivu 26 Pasqual
Zanetti 4 Behrami
Cambiasso 19 D'Agostino
Kharja 14 Montolivo
Coutinho 29 Cerci
Pazzini 7 Gilardino
Eto'o 9 Vargas

ベンチ

Castellazzi 12 Frey
Lucio 6 Kroldrup
Obi 20 Santana
Milito 22 Mutu
Samuel 25 Ljajic
Pandev 27 Comotto
Faraoni 37 Marchionni