ミラノ発-「私はここに戻ってこれたことに満足している。というのもインテルは温もりを持っているし、過去に目標を達成した記憶があるからだ。」とマンチーニ監督がインテルチャンネルのロベルト・スカルピーニの独占インタビューに答えた。
手始めに、ここ数年間の栄光に満ちた思い出がいかに素晴らしかった？「我々が最初のコッパイタリアでローマを決勝戦で下し勝利したことを今でも覚えている。我々のライバルとなったローマとの決戦はここ数年のイタリアサッカーの歴史に残る試合だった。我々はさらにスタディオ・デッレ・アルピにおいてイタリア・スーパーカップにおいてユベントスを打ち破るべく戦った。その瞬間から、チームは決して後ろを振り返ることはなかった。」
「我々には才能豊かな選手が何人もいた。時が過ぎ我々は成熟度においても発展を遂げ、我々のチームが他のチームよりも抜きんでていることが明らかになった。（これまで達成した目標の中で一番のお気に入りはとの質問に対して）特定のものよりも私にとって全ての目標達成がお気に入りだという思い出がある。パルマにおいてスクデットを獲得したことが他よりも興奮した。その日はシーズン終わりの日だったが、全てが素晴らしい思い出だったのは確かだ。」
ネッラズーリの指導者として成功を手に入れたあとマンチーニ監督はマンチェスターへ。「我々には潤沢な資金があった。だから獲得は簡単だったのだ。」とジョークを交える。「しかしまじめな話、慣れ親しんでいないリーグに行き時間の制約の中勝利を掴むためのチームを築き上げることは離れ業を意味するものではない。」
「我々は上手くやったし、自身のチームも成功した。我々は選手を迎え入れるために選び抜き、そしてプレミアリーグの流れとマンチェスターシティーの歴史を書き換えるべく突き進んだ。ここ40年の歴史で我々は初めてリーグ戦で優勝した。それは最高な冒険だった。」と思い返す。
イングランドでキャリアを築いた後、マンチーニ監督はガラタサライを率いるべくトルコへ。「トルコでの体験を本当に楽しんだ。素晴らしい人々と出会い、素晴らしい選手と共に仕事に励んだ。我々はカップ戦で優勝し、私が就任した時には9位の順位にいた。最終的に我々はトルコリーグで2位の地位につけた。チャンピオンズリーグに直接予選通過したという意味において2位に入れたことは重要なことだ。」
「あの年はポジティブな年だった。旅先での最高な時間は本当に自分の目を開かせてくれる。例えばイングランド、サッカーは1人1人違った意味を持つ。それは結果に関わらずファンにとって素晴らしい楽しみの源となる。」
マンチーニ監督でインテルが全盛期の時で最高の選手が誰であったのかの質問について「それは難しい質問だ。私には名前を上げられる選手がいっぱいいすぎる。名前を上げるのであればハビエル・サネッティだ。シンプルに彼はここで全てを勝ち取ってきたからだ。彼はこのクラブとともに歴史を築いてきた。私の指揮の下彼は複数のポジションでプレーし、フルバックまたはミッドフィールダーとしても最高だった。」
現在のクラブとクラブの近い将来についてコメント「ここに戻ってこれたことは素晴らしいことだし、ファンとのつながりを体験している。できるだけ早くチームに私の理想を伝えることが今私に課された仕事だ。そうすれば我々は再び成功の味を味わう事ができる。」
「やるべき仕事があるが、我々は今正しい道の中にいる。（3位を狙うかとの質問）まずはじめに我々自身それを達成できると信じる必要がある。もし信じることができなければ意味がない。3位を目指すことはきっと難しいことになるだろう。しかしそういう時こそ自分の能力の中で自信をつける必要がある。それに突き進むかはセリエAやヨーロッパリーグにおいても我々次第だ。」
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