ミラノ発‐17日、ガゼッタ・デル・スポルト本社にて特別な催しが行われた。フランチェスコ・トッティがビューティー・オブ・フットボール部門でファケッティ賞を受賞。今回の授賞式は今回で9回目となる。
今日の授賞式に参加していたマルコ・ファッソーネが何とか時間を見つけ、ネッラズーリ監督として戻ってきたマンチーニ監督についての質問に答えた。
ロベルト・マンチーニ監督が戻ってきました。今やインテルは熱狂の嵐が取り巻いています。
「我々はこのような反応を期待していた。けれどもこんなに反響が大きいとは思わなかった。しばらく遠ざかっていたこの熱狂ぶりを見れて本当にうれしい。我々にはこのようなポジティブで笑顔にあふれた熱意がインテルに欠けていた。だからこそこれがマンチーニ監督を選んだ理由の一つだ。」
きっとだからこそマッツァーリ元監督を解雇した理由の一つなんですかね？彼は素晴らしいプロフェッショナルですが、ここ最近支持を失っていました。
「それも理由の一つだ。マッツァーリ氏のような能力があり、仕事も一生懸命こなす人物に痛みを伴う決断を下す時、全てのことを考慮に入れなければいけない。我々は監督やクラブの仕事から全ての要素を100％考慮し評価をしてきた。会長が期待する結果を出すために限られた時間でできるだけ目的を達成するために我々は100％でなければならない。」
マンチーニ監督は数多くのミラノダービーでインテルを指揮してきました。しかし今回のデビュー戦は一つ上のレベルの困難があるかと思います
今後の3試合はセリエAで2試合、ヨーロッパリーグでの1試合が困難な試合であるのは事実だ。我々はセリアAのリーグ戦ではACミランとローマが控えているし、それらの試合は今回の変化の裏にある大きな理由の一つでもある。マンチーニ監督は彼らとの試合を恐れると私は思わない。彼はその試合を楽しむと私は思う。彼の監督就任で我々にもっと勢いを与えてくれることを願っている。我々は爆発力を伴ってスタートを切らないといけない。」
サッカー界では、監督は皆、監督自身が好きなプレースタイルでチームを作りがちで、新しい選手にふさわしいポジションを提案していきます。あなたの意見ではチームは現状で良いのかそれとも1月の移籍市場で何かするべきなのかどうお考えですか？
「マンチーニ監督は自由裁量の下、チームメンバーを評価するために特別な配慮を見せた。彼はインテルのことを非常に質の高いハイレベルなチームだと信じている。さもなければ彼はこの様な苦しい状況の挑戦を受けることはなかっただろう。我々はまだ移籍関連の話題について話し合っていない。というのも彼は彼のスタイルで選手を指揮したいと願っているし、何試合かを終えた後評価したいとも言っている。適切なタイミングが来たら私とアウジーリョと彼とで話をしていくつもりだ。」
今期のファイナンシャル・フェア・プレーについてです。シーズン半ばで監督を交代することでどのように大きく影響するのでしょうか？
「確かに影響はある。しかし我々は長きにわたり協議を続けた。経済的な側面もまた考慮に入れてだ。我々が今期の財務的な影響を乗り越えることができるよう願っている。私自身マッツァーリ氏なら来シーズンの始まりに新しいクラブを見るけることができると信じている。今年は我々がこれまでためた貯金のおかげで予算に余裕が出てきた。そして我々はマンチーニ監督のような監督にお金を使って投資することに決めた。」
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