ミラノ発-マルコファッソーネがイタリアのテレビ局Rai2のスポーツ番組La domenica Sportivaの日曜日のナイトショーに出演しインテル関連のトピックについて語った。
まず彼はパルマ戦の話題について言及しこれまでのチームのパフォーマンスについてコメント「我々はパルマ戦での結果の言い訳を探すつもりはない。けれども後半25分において我々に同点になるチャンスがあった。もしそのチャンスをつかむことができれば、ゲームの流れは変わっていただろう。しかしそれよりも私は幅広い試合結果に注目していただきたい。これまでのインテルが取り組んできた15試合を見ていただきたい。我々はヨーロッパリーグ戦で良く戦ってきた。そして木曜日には我々にはサンテティエンヌ戦が待っているし、その試合でヨーロッパリーグ本選出場枠32チームの出場枠を取るに値するチームだということを証明できるように願っている。我々はこれまでセリエAの順位が上がったり下がったりもしてきた。我々はナポリ戦で底から這い上がってきた。それからというもの上手くプレーをして2勝してきた。特にサンプドリア戦では良く戦った。」
ファッソーネはさらにマッツァーリ監督についてコメント「経営陣とトヒル会長は共に話を持ってきたが、我々には監督に非常事態があると考えていない。順位を上げることは簡単なことではない。というのもここ数年我々は9位、5位、6位と順位が入れ替わってきた。そして皆はチームにふさわしい順位に戻ってくるその時を待ち望んでいる。それがきっと今年だろうと思う。というのも我々には改善する余地が非常にあるからだ。」
フォーメーションを変えていく可能性についてコメント「監督は喜んでフォーメーションを変えていくだろう。特に試合の最中に。監督がパルマ戦で変更する余地がないと気付いた時、監督はフォーメーションを切り替える決断をした。彼は十分に変更していく柔軟さを示した。」
ファッソーネはファイナンシャル・フェア・プレー(財政の健全性)とUEFAと今週会合を持つことについての質問に答えた。「それは大きな問題だ。なぜならば、もはや自分がリスクをとろうとうする株主を持つことができないからだ。ルールによって(収益の)最大不均衡に1500万ユーロ罰金を科することになっている。なので収益と収支をしっかりと調整していくことが必要になってくる。我々は11月7日、スイスのニヨンでUEFAと会うことになっていて、クラブの改善プランの概要を説明することになっている。我々は我々が突き進んでいる道を出発していくことになるだろう。まず手始めに給与明細からスタートする。我々はここ3年間に比べ7000万ユーロ、人件費をカットしてきた。そして我々の収益を増やすプランを説明していく。」
マッシモ・モラッティとトヒル会長の関係についてコメント「彼らはずっと友人の関係でいた。個人レベルだけでなくクラブの経営レベルにおいてだ。彼らはほぼ毎日お互いに話をしている。きっとモラッティの引退は強く影響することになるだろう。クラブ組織の変更はまだ完了はしていない。19年の歴史を持つ人間が去るということはその歴史を取り戻せるほど簡単なことではない。」
最後にインテルチームとこれから先の1月の移籍市場について質問を受ける。「もし必要とされるなら、我々は今年の夏に導入した財政戦略の範囲内で行動することになるだろう。我々はすでに素晴らしい選手のそろったチームがあるので必要になることはないと思う。しかし今後今から12月の間に負傷者が増えることがあれば、状況に応じて必要に迫られることがあれば、新しい選手獲得に向けて検討していくと思う。」
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