マッツァーリ監督:「チームメンバーと約束を交わした。」

記者会見でのマッツァーリ監督の考え:「移籍市場が閉じた後に私はチームのメンバーと約束をした。固いチームが作り上げられている。」

ミラノ発-マッツァーリ監督は、14日のサッスオーロ戦の試合会場であるスタディオ・メアッツァのプレスルームのメディアの前に姿を現した。マッツァーリ監督はセリエA2014/15シーズン第2節についてネッラズーリについて語った。

各国代表として出場している大勢の選手達があなたがトリノ戦以来語ってきたことについて言及していました。あなたは彼らを本当に勇気付けるために何を語ったのですか?

「我々は移籍市場が終わってからお互いにちょっとした約束を交わした。私はずっと自分の中に秘めてきた信念について述べただけだ。しっかりと結束したチームは、ピッチの上で心と魂でプレーする。正確に何を言ったのかは思い出せないが、選手達はそれを心にしっかりと刻むべきだ。」

グアリンは14日の試合で先発ポジションについて主張していますか?

「彼にはもう話した。”すべてを白紙に戻そう。君は驚く能力を備えた新しい選手だ。私が君に何をして欲しいか君は分かってはずだ。”どうやら彼はやる気が出たらしく、新シーズンのことでワクワクしていたよ。我々が話し合ったことはお互いだけの秘密としよう。」

監督の3-5-2システムは中盤を幅広く取り、多くのメリットがあるのが特徴です。つまりこれは、試合状況に応じて異なるアプローチができるということですか?

「(このシステムについて)我々は各国チームが試合をこなしていく中でほぼ問題なく対戦相手に対応していた状況をワールドカップの試合で見てきた。理想だが、私はチームがあのように攻撃的でかつ一貫性があり、質を兼ね備えたチームにしたい。14日の試合では選手達からベストな結果が出ることを望んでいるし、私は明日14日の試合は自分のすべてを出し切るつもりだ。そしてこのシステムがすべてチームにとって良い方向に機能するように願っている。私は素晴らしいプレーをし、積極的なチームを見たいと思っている。選手達が自分達が取り組んでいることがしっかりと体にしみ込み、心に刻むことができれば、彼らは皆成功した選手になれる。」

ストヤルナン選では大きな観客動員がありました。一方で昨シーズンのメアッツァでのホーム戦では不満の声がありました。前回よりもインテルの良い結果が見れるのでしょうか?

”前回は非常に熱狂的な雰囲気があった。そして14日の試合では同じような雰囲気に包まれることを願っている。インテリスティは驚くほど我々を力強く応援してくれるし、それが選手達の心の支えとなることを信じている。”

れまで私たちが見てきた中で14日の試合でチームは良いパフォーマンスと改善された姿を見せることはできるでしょうか?

「我々はトリノでベストを尽くしてきたが、しかしそれはあんまり褒められたものではなかった。サッカーは先制点を挙げるのを見るまで面白いものではない。チームがここサンシーロにやって来て負けることは望んでなんかいない。我々は今までとは違った質の高いレベルの試合をする必要があるし、それが過去において我々に欠けていたものだ。変わっていることを願う。」

ザザ(アズーり代表)については驚いていますか?

「彼は良い選手だし、いつも彼は輝いているように見える。才能が遅かれ早かれ開花するのを知るのは本当に難しいものだ。」

明日メデルは出場するのでしょうか?あなたはバルガスも指導していました。二人を比較できますか?

「バルガスはとても若い時にナポリにやって来た。欧州リーグでは非常に上手くプレーしていた。彼は非常に若かったし、経験が必要だった。メデルは経験豊富な選手だし、彼の個性がチームを救うだろう。我々はメデルに契約にサインしてほしかった。というのも彼がチームにおいてバランスをとる上でも非常に重要な選手だったからだ。彼はいくつかの代表戦をこなして戻ってきた。後で彼を査定して使うかどうかは決める。エムヴィラもちょっとした問題を抱えているが、最後のトレーニングセッションが終わるまで様子を見たい。」

代表戦に出場した選手達のコンディションはどうですか?

「彼らのフィジカルはどんどんベスト・コンディションになりつつある。パラシオはまだプレーしていない。彼はまだ100%ではないが、トレーニングでも精一杯努力をする申し分のないプロだ。彼も後で調べてみようと思う。彼が先発で出場するかベンチスタートするかは後でわかることだ。オスヴァルドは未だトリノ戦でのちょっとした怪我に悩まされているようだ。他の選手達は疲れてはいる。けれども思うに彼らはすっかりなじんでいるし、(先発起用の)選択肢には入ると思う。ジョナタンは使わない。彼は試合当日チームメンバーではない。というのも彼はコンディションが優れていないからだ。しかしバックウィングの選択肢が3人はいる。」

昨シーズン、スタディオ・メアッツァでサネッティの引退セレモニーがありました。ヨーロッパサッカーを守る使命があるのにもかかわらず、非常につらい夜をぐっと我慢してましたね。明日14日の試合ではどんな歓迎を期待していますか?

「最後のリーグ戦のホーム戦の結果は受け入れた。なぜそのような結果になったのかは分かっている。シーズン初の試合は皆にとっても本当に良かった試合だったし、加えてチーム全員のことも含めて最高だ。これ以上何も付け加えることはない。」

トリノでのリーグ開幕戦で何に驚きましたか?

「チームが少しボールを早く回すところが見たかった。難しいゲームだったが、我々は何もしなかったわけではなかった。ただうまくチャンスをつかむことができなかった。その試合で私はほかに選択肢がなかった。オスヴァルドが怪我を負ったせいで、ストライカーが一人しかいなかった。それが唯一悔やまれることだ。2人のビッグ・ストライカーはちょうど14日の試合に合わせて戻ってきたところ。明日はゴールを狙えるように願っている。」

パラシオとオスヴァルドはポジション争いをしているようにも見えます。ワールドカップ決勝戦以来プレーしていない選手または、最近入団したてでかつまだチームにもうまく溶け込んでいない選手のいずれかを起用することは簡単なことですか?

「これは、しっかりと両者を精査した上でじっくり考えることだ。ご存じのようにしばらく起用されていない選手にはじっくり調整して起用できるレベルにまでもっていく必要がある。さもなくば90分と持たない。オスヴァルドは(ストヤルナン戦)アイスランドとここサンシーロで90分間プレーしてきた。書類上では彼はパラシオよりも起用するにはぴったりだ。それに関しては今日中に判断を下すだろう。明日には分かる。」

パラシオもオスヴァルドもコンディションがベストではない中、グアリンを起用する考えはありますか?

「注意深く物事を見極める必要があることで、特に考えてはいない。選手達の体力、メンタルがどのような状態かをしっかりと見極めていく必要がある。私の戦術的な予測からして、この試合には異なったスキルを持つ2人をトップに起用する必要がある。彼はここ最近しっかりトレーニングをしていない。彼が100%のコンディションで彼はプレーする必要がある。今のところはOKだ。そんなに焦らなくても良いと思う。」

監督はグアリンはフレッシュスタートを迎えたばかりだと仰っていました。つまり彼は1月の移籍市場では売りには出さないということでしょうか?

「先ほど述べたとおりだ。移籍市場が閉じた今、選手達にはチームには適切な人数で選手達は揃ったということを伝えてきた。そして選手全員にはチームにいるにふさわしい価値を証明するチャンスが与えられているということも伝えてきた。皆にはチャンスがある。もちろんグアリンを含めてだ。」

誰がボナヴェントゥーラ(ACミラン)を購入しないことに決めたのですか?

「クラブだけが移籍について話せる。明日はサッスオーロ戦だ。グアリンは重要な選手だ。これ以上は何も語ることはない。」

昨シーズンずっと長い間「釣り合い」について話し合ってきました。2人のストライカーと加えてエルナネスとコヴァチッチを同じくストライカーと見做すことはできるでしょうか?

「私は大胆な監督ではないと人は言うが、私のシステムとそこにいる選手達の配置をしっかりと見て欲しい。そこには様々な攻撃の選択肢があるし、クオリティも高いシステムがある。昨シーズンの終わりからこのフォーメーションにずっと取り組んできている。なので選手達はピッチのどこでも上手くプレーすることができる。ディフェンスでも攻撃でも上手く機能するのが見て取れればきっとファンも十分に楽しめるだろうと思う。」

与えられたチームに素晴らしい結果をもたらしてくれる選手がいるとしたならば、今シーズン誰に期待をしていますか?


「個別の選手についてあれこれ言うのはあまり好きではない。33や34歳になってもずっと改善をし続けることができると信じている。このチームにいる多くの若い選手達は明らかに非常に改善の幅に余裕がある。フアン・ジェズス、コヴァチッチそしてイカルディといった若い選手達は上手くプレーしている。」

 


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