アンドリア発-9日夜アンドリアにあるパラスポルトにてマッツァーリ監督はジャーナリストのアレッサンドロ・アルチャート著の本"Il meglio deve ancora venire"のプレゼンテーションにおいてメディテラーネオ賞を受賞。監督は時間を取り、SkySportItariaのインタビューに答えた。
“(リラックスする時間があるかについての問い)温かい歓迎を受けて、とても驚いている。すごく幸せな気分になった。プーリアは滅多に訪れない場所だが、ここを再び訪れようと思う。来る価値のある場所だ。ここの人々は皆温かい。多分、リラックスする必要はない。というのも何とかやりくりする術を知っているから。でも今はずっとリラックスしているし、それはそれで良い事だ。”
多くのネッラズーリファン達がインテルの今シーズンの目標について思いを巡らせていることについて:“(スクデット獲得の質問)多くのファンとは話をしてきたし、彼らは本当に明確な質問をしてきた。我々は私自身のキャリアで何を勝ち取ってきたのか、どれだけスクデットを欲しがっているのかを語り合ってきた。スクデットはできるだけ早く欲しい。しかしながら、まだ我々は新しいサイクルに立ったばかりだし、(スクデットは)誰にも取られたくはない。我々は勝つメンタルを築き上げ、様々な状況を改善しながらスタートした。我々は若い選手たちとインテルの未来を表すために突き進んでいる。これらが我々が今シーズンできるだけ目標を達成するために取り組んでいることだ。”
移籍市場の状況について:“クラブはある数値目標内で活動に取り組んでいる。特定の期間で我々が何を出来るのかと言うことを受け入れて行かなければならない事は明白だ。私が信じるに、様々な要因が重なった時でも我々は上手く対処してきたと言う事。我々は戦えるチームを作り上げることに注力している。そして何よりもチームの選手たちのモティベーションをしっかりと確認していきたい。我々が多く抱える選手たちがこの気持ちに答えることはないだろう。と言うのも今シーズン我々が求めたチームメンバーの数が理由だからだ。(ラベッシとボリーニ獲得は1月まで保留するかの問いについて)それこそアウジーリョにする質問だ。移籍市場はもう閉じた。明日再び我々はトレーニングに入るし、移籍市場についてはもう考えないようにするつもりだ。これからは次の戦いに焦点を当てていく。”
ユースと経験あるメンバーでどの様にチームをまとめ上げていくか?マッツァーリ監督自身の目標はどこにあるのか?との質問。“試合は二つのチームからなっており、試合が始まるまで見ても面白くもなんともないという考え方から我々は始めていかなければいけない。トリノの強み、ヴェントゥーラ監督のスキルと少ないプレッシャーで勝ち点3を獲得した事が変化をもたらした。日曜日の試合以降、我々はその結果を気持ち半分で見ていかなければいけない。我々スタディオ・オリンピコで何とかして勝ちに行く多くのチームを見ていく事になるだろう。対戦相手を決して甘く見てはいけない。我々が対戦した相手の課題を考えたときドローは適切。我々の体制がより洗練されてきた時、特に攻撃において重要な選手たちが戻ってきた時、私はプレーシーズンでの戦いや欧州リーグ予選の様に魅力的なサッカーをすることができると信じている。”
フレディ・グアリンについて“今年の欧州リーグ・グループステージに我々は立っている。そこで皆自分に何ができるのかをアピールすることができる。誰でも私は選んでいくつもり。グアリンが今活躍している選手の中でも、プレーするにふさわしいとみれば、例外なく彼を起用していくつもりだ。我々はこれから3日ごとに試合をこなしていくが、それによって起こる問題をすでに把握している。彼は23名のチームの一員であり、できるだけ3つのコンペにおいてベストな状態で勝ち進んでいきたい我々の思惑の中で出た適切な数字だ。彼はいつもインテルに残留したいと思っていたし、彼が移籍市場に放出されたのは経営側の判断によるものだ。しかしながら、彼がここに再び戻って来てくれたことは本当に嬉しいし、彼を迎え入れられて本当にうれしい。”
“(彼がどのポジションであれば一番生産的なのかの質問について)昨シーズンでの彼が出場した試合を見ると、フォワード下にいる時が一番ベストだった。我々は彼を攻撃的MFのポジションに配置していくように考えていくだろう。トレカルティスタ(ゲームメーカ)または第4FWだろう。彼はゲームメークをするうえで必要とされる選手だ。ほかのポジションでもきっと彼はプレーができるだろう。我々はコヴァチッチやエルナネスに多く頼ってきている。だからこそ彼は予備のFWとしてうまくプレーできるだろうし、自由に動き回りゴールメーカとしてプレーできる。”
監督はそれからリーグ開幕戦の話題に戻り、ドローの結果について:“まだ1試合を消化したこの状況で一方は喜び、一方は落胆している。今のことろ、トリノはこのシーズンに突入して最も困難な状況にあると私は見ている。彼らは我々よりも3試合も多く試合があったし、今まさに微調整をしていかなければいけないと思う。いずれ、今の状況でほかのチームにとってトリノに勝つことが如何に簡単なのかかが分かるだろう。しかし、それについてはこれから我々が時間をかけて分かることだ。今は分かりようがないが。しかしながら我々にも問題があった。アディショナルタイムの最後の数分間でのことだ。攻撃力の欠如だ。オスヴァルドはその試合には50%くらいしかいなかったし、彼は代表チームとして2日に出発しなければいけなかった。それが問題となった。彼は怪我のリスクを抱えていることを十分に承知していたので、彼の出場を控えざるを得なかった。これらの状況のこともあり、トリノでのドロー戦は看過することができないと思う。どの評価にせよ、我々は目的を果たすために建設的な批判をこれからどんどん受け入れていくつもりだ。”
ナポリ、ローマ、ユベントスといった多くのチームが戦力補強。彼らが別のステップを踏んでいるかとの質問いついて:“一般的な評価を与えるとすれば、昨シーズンが終わった時点でスタートするべきだ。トップ3のチームは強かった。しかし移籍市場についてもまた考慮に入れなければいけない。フィオレンティーナは素晴らしいシーズンを過ごしたしACミランのようなチームを持っている。今のところ何も言えない。選手達からベストを引きしていく事に注力しなければいけない。私から言えることは、我々はいつも全力でやっている。”
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