平和のための親善試合:スーパースターがスタディオ・オリンピコに集結

フランシスコ法王のメッセージ(平和:誰もが求めるもの)が24名以上の異なる宗教の世界クラスの選手たちが集まった試合を前に読み上げられた。

ローマ発-フランシスコ・ローマ法王メッセージが最初に読み上げられる。”この象徴的な試合に大勢の人々が集まってくれ、お会いできたことをうれしく思う。この試合はチームと観客席の皆さんが我々が求めるもの”平和”のために一致団結していく試合。”世界にメッセージを届けることを目的としたこの親善試合にローマ法王からの祝福があった。我々みんなが分かち合う、希望のすべて、世界共通の価値『平和』のメッセージ。

スタディオ・オリンピコはフランシスコ法王個人のアイディアによってScholas OccurrentesとPUPI財団を束ね組織され、平和を目的に宗教の枠を超えた試合で満杯になっていた。観客席とピッチ上の世界クラスのスタ-選手達のお互いにとって感動的なイベントだった。

インテル副会長ハビエル・サネッティはもちろん、ロベルト・バッジオ、ディエゴ・マラドーナ、イカルディ、カンパニャーロ、カリーソ、メデル、シメオーネ、ブッフォン、サモラーノ、オルランドーニ、エトー、デル・ピエロそして大勢の選手達らがそこにはいた。異なる宗教の選手達(仏教、カトリック、プロテスタント、福音派、ユダヤ教、ヒンズー教、イスラム教、神道)が、世界の人々を繋げるために集った。

試合を通して集まった寄付はすべて 'Un'Alternativa di Vita'(かけがえのない命)プロジェクトに寄付された。その寄付はブエノスアイレスの何千名の子供たちのためのコンクリート製建物を作るための支援と、Rete delle Scuole per l'Incontro(国際教育支援組織)プロジェクトの発展を手助けするために賄う予定。

試合結果は6-3でPUPI財団チームが勝利。バッジオが冷静にボールを沈め、マラドーナがディフェンスを破りシュート、一方イカルディが後半にハットトリックを達成。しかしこの試合の真の勝者は『平和』だった。


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