ミラノ発‐インテルを一目見ようと8月の終わりの温かい夜に45,660人ものネッラズーリのファンたちがスタディオメアッツァに詰めかけた。ファンは失望しなかった。3－0でファーストレグで対戦相手に有利な立場でもあるにもかかわらず、マッツァーリ監督は選手らにしっかりと狙い通りに相手に挑んでいくように言い聞かせてきた。彼の指示通り試合は動いた。マテオ・コヴァチッチ自身初のゴールをインテルもたらした夜となった。それから彼は2点、3点と得点を挙げた。オスヴァルドはネッラズーリに入団してからの初の1得点を獲得、ベンチスタートからのイカルディは、シーズンの早い段階で2得点をマーク。
結果は監督がめったに見せない笑顔を見せて6－0のスコアで幕を閉じた。試合後監督はこう認めた。”今夜我々は万事順調にやれた。相手が我々をひっかき回している時でも可能な限りベストスタートできた。前半20分以降は試合展開がだんだん楽になってきた。”
”コヴァチッチの活躍は本当にうれしい。彼はとうとうゴールを決めた。我々は彼とともに沢山のトレーニングをこなしてきた。彼が初めてのゴールを挙げたときにいた場所に注目してほしい。彼がそれらのポジションの中に入り込むことができれば、彼の能力を持ってして決定打を打つことができる。”
移籍市場について質問を受け、マッツァーリ監督は質問に答えた。”7月にスタートして以来ずっとこのチームと一緒にとても良くトレーニングに励んできた。いつも成長を続けているしっかりとしたグループだ。移籍市場についての質問だが、経営陣にするべき質問だと思う。”
"理想を言えば、22名の選手がいるチームがほしい。セリエAやヨーロッパ・リーグ、コッパ・イタリアなどのコンペで我々が取り組むすべての試合で上手くやっていきたい。もしも一週間ごとに2回異なる11人の選手で試合をすることができれば、それは選手らにって我々にとってもより良いことだ。”
この先の予定について聞かれ監督は答えた。”明日29日はリカバリーセッションに取り組んでいく予定でそれから次にトリノ戦がある。再び欧州リーグに戻ってこれてうれしい。イタリアのUEFAランキングにとっても良いことだ。”
今夜の試合に戻って、選手らの活躍について”選手らは祝福されるのにふさわしい活躍をした。私が言うならば、コヴァチッチの活躍は本当にうれしい。イカルディもピッチにやって来たときはよくやってくれた。またエルナネスは素晴らしい活躍だった。そして守備陣は上手く試合展開に応じて動いてくれた。”
”我々はよく守りきった。唯一今年の夏のアイントラハト戦で最悪の45分間の試合が悔やまれる。そこではゴールを見誤ってしまった。けれどもそれはハード・トレーニングでみんなが疲れてしまった事が原因。”
最後にトレーニングおいての課題について”今年のプレシーズンでは異なるやり方をした。というのもすべての選手がサマートレーニングキャンプに居なかったから。けれどもポンドレッリと私は椅子に腰掛けて、選手たち個人のための個別トレーニングプログラムの計画をじっくり練ったよ。”
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28.8.2014 UEFA EUROPA LEAGUE - MAZZARRI POST INTER STJARNAN
