トヒル会長:我々が作り上げたチームは喜ばしい

トヒル会長が28日の午後マルペンザ空港に到着した時、報道陣を前に語った

ミラノ発-28日の夜の行われる欧州リーグプレーオフ対ストヤルナン戦の試合時間に合わせ28日午後ミラノに到着後、トヒル会長はマルペンザ空港で待ち構えていた報道陣を前に様々な質問に答えた。

インテルの今年の夏の移籍ビジネスの分析からトヒル会長は語り始めた。“我々はセリエAとヨーロッパリーグにおいて勝利を掴むために良いチームを作り上げたと思う。経験ある古参プレーヤーと若いプレーヤーの組み合わせで良くバランスが取れている。以前にも話したように我々の目的はチームの平均年齢を26歳に引き下げることで、その目的はすでに果たした。今我々のチームはオスヴァルド、エムヴィラ、メデル、ドド、そしてヴィディチが加入してからは守備、中盤、攻撃のそれぞれの面で良くバランスが取れている。なので今のところの状況に我々は満足している。しかしサッカーにおいてはそれが良い事なのかどうか誰も知る由がない。移籍市場の門は未だ開いている。インテルにとって何がベストなのかを考えていこうと思う。”

トヒル会長は入団の可能性のある選手について質問を受けた。“ご存じのように多くのクラブがある中、どのチームがどの選手を獲得できるかどうかは財務状況次第なのでその辺は財布との相談次第。重要なことは我々の利益を守ることだ。さもなくば、我々はUEFAチャンピオンズリーグの舞台で戦うことはできない。マルコ・ファッソーネとピエロ・アウジーリョらは監督と共に移籍に関しての責任を担っている。なのでそれについては私に教えてくれ!”笑いながら答えた。

セリエAにおいてトップ3のチームに間を開けられている状況で差は縮まっているのかの質問について“ラツィオは良くまとめあげられたチームだと思う。ローマやユベントス、フィオレンティーナ、ナポリも同様。4チームそれぞれが競い合うことはとてもエキサイティングだ。というのもイタリア国内に限らず世界においてもセリエAファン達にとっても良い試合が見ることができるのでそれはそれで良い事だからだ。”

最後にカルロ・タヴェッキオ会長との予定について“我々は新会長を迎えた。会長自身がセリエAにとって何か良いものを築き上げてくれる事を願っている。けれどもそれが簡単ではないことは分かっている。近いうちに会長と会えることを願っている。”


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