ワシントンD.C発-マンチェスターについて言えば、アメリカとイギリスでは20年以上にわたり多くの勝利を書くとしたクラブだと思う人は多い。マンチェスターUと言えば間違いなくアレックス・ファーガソン監督を思い出すだろう。“レッドデビルズ”こと赤い悪魔の歴史的名指揮官はかつてクラブの看板監督だった。しかし、監督の引退に伴うシーズンはクラブは思うような結果を得ることができなかった。しかし今はルイス・ファン・ハール監督の時代となり、かつての栄光を取り戻すかどうかが彼の両肩にかかっている。
ネッラズーリはこのアメリカ遠征で親善試合でLAギャラクシーを7-0で下し、ギネスカップ初戦の対ローマ戦では3-2で下したチームと今夜対戦する。 ファンハール監督は、ワールドカップのオランダ代表チームのように3バック体制で挑んでくる。3バック体制は、ラピッドアタックを仕掛けやすい。それが彼の狙いだ。つまり今回の試合はカリフォルニアでの初戦でレアルマドリードをPK戦で制した試合以降、ネッラズーリにとって非常に高い能力が要求される試合となる。
付け加えて、新しいアウェー用ユニフォームが今回の試合で初めてのお披露目となる。ユニフォームシャツはリブ付のクリューネックで白をベースにライトグレーの色調がミラノの紋章である聖ゲルギウス十字を表すようにできている。襟首の裏側には”Milano E' Solo Inter（ミラノにインテルのみあり）”と書かれたペナントタブがついている。今夜の試合はこのメッセージで相手相手にプレッシャーをかけるのにふさわしい機会だ。
今回の試合は、1997年に伝説的なワシントン・レッドスキンのオーナーを讃えられて作られたジャック・ケント・クーク・スタディアムに代わり建設された85000人収容のフェデックス・フィールドで行われる予定。レッドスキンは、現在でもそのスタディアムで試合を行っており、そこは様々な利用目的に合わせて対応可能なことを誇る。もちろんそのスタディアムは近代的なアメニティがある。例えばVIPラウンジ、レストランや各ショップ等だ。グランドではU2やポール・マッカトニー等のアーティストの非常に名高いコンサートを主催している。
今やヨーロッパの名高いサッカーチームがここに集結。ファン達はインテルVSマンチェスターユナイテッド戦の試合を心待ちにしている。
