ワシントン発-今まさに過去、現在そして未来をつなぐ時だ。インテルは当たり前だが明日のカリフォルニアのバークレーの対レアル・マドリード戦の試合で何が起こるのか思いを巡らしている。そしてもう少し先のワシントンD.Cで行われる7月29日の対マンチェスターU戦とフィラデルフィアでの8月2日のローマ戦をそれぞれを見据えている。しかしながら今年のインテルは今回のアメリカ遠征の旅をクラブ設立の本来の目的を再確認しインテルのメンバー全員を今日、未来へ前進するための機会にしていきたいと思う。
1908年に立ち戻ってみるとミラノのオロロッジオのレストランでインテルが生まれた時こそ、インテルが進み始めた日だという事。クラブの設立の父らの姿勢は明らかではないだろうか?人種差別を受け入れることを拒む男達、“人類みな兄弟”と高らかに宣言した男たちの姿を。人間それぞれの違いを通して、はじめてクラブとしての価値があると断言する。何度も、ミラノで、ヨーロッパでそして世界でクラブが設立されてきた。伝説を想像するために。男と女はみな異なった集団だ。そしてお互いに団結する。黒とスカイブルーのユニフォームを着た兄弟たち!!
FC Internazionaleはどんな形であれ人種差別のない未来であってほしいと思う。だからこそ我々はファン達にクラブに参加して欲しいとお願いするし、下にある写真で見たように選手達には人種差別に対してNOと言ってほしいと思う。
ネラッズーリがこのメッセージを打ちたてるためにアメリカ遠征とワシントンDCを選んだのは偶然ではない。写真撮影でホワイトハウスをバックに“人種差別にNOと言おう!みな平等に権利がある”のスローガンを打ち立てたのも偶然ではない。ホワイトハウスはちょうど50年前、人種差別と人種的隔離をアメリカで不法とみなした公民権法が議会通過した場所だ。
インテルはみんなの助けによって確固たるメッセージを拡げていきたいとはっきりと態度を示したい。なぜならば、人種差別との闘いは皆が掲げるべき旗印だからだ。
#SayNoToDiscriminationはこのイニシアティブのハッシュタグだ。世界のどこでもキャプテンのラノッキア、フアン・ジェズス、イカルディ、ヴィディッチそしてマッツァ-リ監督らがやったようにどこでも自画撮りができるし、我々の立場に賛同し我々と同じ立場でいるならば、ピッチの中でも外でも、過去でも現在でも、未来でも我々は皆一緒の仲間だ。なぜならば、我々はどんな人種、宗教、性別として性的指向であれ何ら問題のない未来を目指したい。本当の意味で人類みな兄弟の世界を目指して。
English version Versión Española Versi Bahasa Indonesia Versione Italiana