アウシリオ:「いくつかの案を検討していくつもり」

「カンビアッソがいなくなった今、中盤の底のポジションで彼の穴を埋めることができる選手を探している」

[ミラノ] スポーツチャンネル“Sportitalia”のオープニングイベントに出席したピエロ・アウシリオSDは集まった報道関係者の取材に応じ、次のように述べた。

トム・インスのインテル入団はもう決定と言えるでしょうか?

「まだ早いです。本人がミラノに来たのはまず環境を確認したかったからです。家族と一緒に週末をミラノで過ごしたのです。話し合いの土台はあるので、近日中に交渉がまとまるかどうか様子を見ていきましょう」

来シーズンに向けてのメルカートでのメインの目標は中盤の底のポジションに入る選手なのでしょうか?

「それを隠したことはありません。常に明言してきたことですし、エステバン・カンビアッソがいなくなった今はなおさらそうですね。インテルに相応しい選手、“クチュ”の穴を埋めることができる選手を見つけないといけません」

その選手がマリオ・スアレスである可能性は?

「名前を挙げるのはいつだって難しいですね。いくつかの案があって、それを発展させようとしているところです」

ロドリゴ・パラシオと組ませるフィジカルの強いフォワードも必要ではないですか?

「すでにマウロ・イカルディがその特徴を持っています。体格やフィジカルがどうのというより、とにかく得点力に優れたフォワードが必要ですね」

ヴァルテル・マッザーリ監督のご機嫌はいかがなのでしょうか?

「上機嫌ですよ。今はバカンス中ですので、間違いなく私より機嫌が良いと思いますね(笑)。彼の仕事を評価するにあたって、非常に特殊なシーズンだったことを考慮しないといけないというのは、我々が以前から言っていることです。確実に言えるのは、監督は優れた土台を作ったということですね。イカルディやコヴァチッチといった若手がコンスタントなパフォーマンスを見せられるようになりましたし、ジョナタンやアルバレスのように完全に復活した選手もいます。これから新しい選手も何人か加わることですし、より良い結果が出せるようになることでしょう」

トッテナムのラメーラは可能範囲の選手なのでしょうか?

「私は普段から名前を挙げる主義ではありません。やるべきことはまだたくさんあります」


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