エルナネス:「ネラッズーリのプライドをW杯に持ち込む」

「ブラジル代表の一員として母国開催のワールドカップに出場するのは人生最大の夢の実現」

[ミラノ] インテルのシーズンが終わり、ブラジル代表の一員としてのワールドカップに向けて準備態勢に入ったエルナネスは、“The Times of India”のインタビューに応じてこう語った。「不安? トップレベルでプレーするともちろんプレッシャーはあるのでそれには慣れていますが、不安はないですね。とにかく、母国の観客の前で良いパフォーマンスを見せたいです。スコラーリ監督が僕の名前を挙げた瞬間? とんでもない喜びでしたね。このチームの一員であることは人生最大の夢だったのです。この目標を達成できたことは嬉しいですし、名誉に感じることです。ブラジル代表は絶好調ですし、母国開催のワールドカップです。最高の状況ですね」

マテオ・コヴァチッチを擁するクロアチア相手の初戦について、エルナネスはこう述べた。「チームメートとの対戦になりますね。彼には申し訳ないですけれど、我々としてはベストの形でスタートを切らないといけないのです。ブラジルが勝つのが願いですよ。要注意なチームはアルゼンチンとドイツですね。ビッグな大会で違いを示すことができるチームなので」

「インテルに入団した時、僕は派手なことをやるのではなくて、しっかりとハードワークをこなして確実に結果を得ていこうと思ったのです。現に、サン・シーロで初ゴールを決めることができたり、ワールドカップに招集されたりで確かな結果が出ています。インテルのロッカールームに漂う勝利への意欲をブラジル代表にも持ち込みたいですね」

引退したハビエル・サネッティについて聞かれたエルナネスは、次のようにコメントした。「40歳でもキャリアのピークの時期と変わらぬ勢いで練習に打ち込んで常にコンディションを整えるようにする姿を見ていると、肉体面/精神面でこの状態を保つためどれだけの努力が必要だったのかと考えさせられます。最終ホームゲームでは、キャプテンがどれだけファンとクラブから尊敬されているかを実感しました。個人的には、更なるモチベーションになりましたね」


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