インテル対ラツィオ:4−1

サネッティのサン・シーロでのラストゲームの夜、インテルはパラシオ(2点)、イカルディ、エルナネスの得点で圧勝した

[ミラノ] ハビエル・サネッティの“ジュゼッペ・メアッツァ”スタジアムでのラストゲームは、誰もが夢見ていた通りの大いなる歓喜の展開となった。エリック・トヒル会長とマッシモ・モラッティ名誉会長が見守る中、パラシオ(ドッピエッタ)、イカルディとエルナネスが決め、インテルはラツィオ相手に4−1の勝利を挙げた。

試合前のウォームアップ用にネラッズーリ全員が着た背番号4付きのウェアから、試合後にセンターサークルに置かれた巨大なユニフォームまで、今日は何もかもがサネッティ一色に染められていた。ビッグスクリーンやピッチサイドのLEDボードにも、キャプテンに捧げるイメージやメッセージが流れた。

ヴァルテル・マッザーリ監督はゴールマウスにハンダノヴィッチ、3バックにラノッキア/サムエル/ロランド、中盤にジョナタン/エルナネス/クズマノヴィッチ/コヴァチッチ/長友、前線にパラシオとイカルディを据えて試合に臨んだ。インテルは前半2分にビアーヴァに先制点を許すも、その5分後にコヴァチッチの絶妙なスルーパスに反応したパラシオが同点弾を決めて試合を振り出しに戻した。今日のコヴァチッチは絶好調の様子で、34分にはまたしても極めて鋭いスルーパスをフィード、今度はイカルディが右足で決めて、スコアは2ー1に。それからたったの3分が過ぎた時点で、左サイドを突破した長友のグラウンダークロスに合わせたパラシオが追加点を挙げた。

3ー1で迎えた後半には、すべてのインテリスタが待っていたハビエル・サネッティの出場が実現した(キャプテンは7分、スタンディングオベーションの中、ピッチに上がった)。マッザーリ監督は20分にパラシオを下げてディエゴ・ミリートを投入、“エル・プリンシペ”もサン・シーロの観衆の拍手大喝采で迎えられた。積極的に反撃を図るラツィオにハンダノヴィッチが相変わらずのナイスセーブを連発する中、34分にはインテル4点目が生まれた。コヴァチッチからのパスを受けたエルナネスがエリア付近から冷静に左足を振り切り、古巣相手のダメ押しゴールを決めた。3分のアディショナルタイムの末、ラツィオ戦は4ー1のインテルの快勝で幕を閉じた。


インテル対ラツィオ 4ー1
得点者:
前半2分 ビアーヴァ、7分 パラシオ、34分 イカルディ、37分 パラシオ、後半34分 エルナネス

インテル:1 ハンダノヴィッチ;23 ラノッキア、25 サムエル、35 ロランド;2 ジョナタン(後半7分、4 サネッティ)、88 エルナネス、17 クズマノヴィッチ(後半29分、21 タイデル)、10 コヴァチッチ、55 長友;8 パラシオ(後半20分、22 ミリート)、9 イカルディ
控え選手:12 カステッラッツィ、30 カリーソ、6 アンドレオッリ、11 アルバレス、13 グアリン、14 カンパニャーロ、20 ボッタ、33 ダンブロージオ
監督: ヴァルテル・マッザーリ

ラツィオ:1 ベリシャ;20 ビアーヴァ、27 カナ、3 ディアス;15 ゴンサーレス(後半1分、24 レデスマ)、23 オナヅィ(後半23分、87 カンドレーヴァ)、5 ビリア、17 ペレイリーニャ;7 フェリペ・アンデルソン(後半37分、58 ミナラ)、11 クローゼ、14 ケイタ
控え選手:95 ストラコシャ、55 グエリエーリ、2 チャーニ、6 マウリ、16 エレス、34 ペレア、48 フィリッピーニ、60 ポッラチェ、85 ノヴァレッティ
監督: エドアルド・レーヤ

主審:ダヴィデ・マッサ(インペーリア)
警告:前半30分 パラシオ
ロスタイム:前半0分、後半3分
観客:64,718人


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