エリック・トヒル会長:「今日は特別な日」

「サネッティはフロント入りするが、まずこの残り2試合でなるべく多くの勝ち点を獲得するのが大事。背番号4が永久欠番になる可能性はある」

[ミラノ] 「今日はサネッティとチーム、モラッティ一族と私にとって特別な日です。だからこそ、スタジアムの周辺から始まって今夜の試合を特別なイベントに仕立てることにしたのです。サネッティはフロントの一員になりますよ。しかし、その前にこの残り2試合でインテルがなるべく多くの勝ち点を獲得することが大事なのです」。“ジュゼッペ・メアッツァ”スタジアムに到着したエリック・トヒル会長はこう話した。

「背番号4を永久欠番にすることについて? 私とモラッティと幹部で話し合って検討するつもりです。その可能性はありますね」

「マッザーリ? 皆さんもご存じの通りまだ契約があることですし、我々は来シーズンも彼と仕事を進めていきたいのです。ですから、残りますよ。今日の試合はどれだけ重要かって? 非常に重要ですよ(笑)。この残り2試合はとても重要です」

「私がロンドンに行くのはメルカート関連かって? 明日ロンドンでいくつかのミーティングがあります。金融機関との話し合いと、何人かの選手の代理人とも会う予定です。クイーンズ・パーク・レンジャーズのオーナーである私の友人、ルベンにも会いますよ。いろいろとミーティングを行いますが、メルカートに関してはサインを交わすまで何も発表しません」

「インテルは確実に補強をしますよ。新しい選手を獲得するにあたって大事なのは、これからの2〜3年を考慮して選択することです。チームのバランスを見出す必要があります。ウィングに関しては、以前にも言った通り現時点では3人の選手しかいません。1人増やす必要があるのです。中盤もじっくりと検討すべきですね。攻撃陣の補強もすべきかも知れません。すべてのポジションの戦力を検討する予定です」

「ダービーの結果に怒っている? 私は怒っていませんよ。もちろん、残念ですよ。マッザーリ監督はいつも彼が対応すべきマターだというので、その意志を尊重します。決して簡単とは言えない時期で一緒に仕事を進めているという感じですね」


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