サネッティ:「監督と我々は先日の結果に落胆しているが、残り試合に集中しよう」

キャプテンは“Sky Sport 24”の独占インタビューで残っている2ゲームの重要性について語った

[アッピアーノ・ジェンティーレ] 勝つ時も負ける時も、物事がうまく行く時も苦況を乗り越えるために一段と団結することが必要な時も、ハビエル・サネッティはインテルの傍でチームを支えている。“Sky Sport 24”のスペシャルインタビューに応じたキャプテンは、聞き手のアンドレア・パヴェンティの質問に答えながらインテルの現状について語った。

ダービーに勝つことはヨーロッパリーグ出場権の獲得に向けて重要なステップになるはずでした。それが敗戦となってしまったわけですが。

「勝てなかったこと、良いサッカーができなかったことに対して残念な気持ちはあるけど、今は残っている2試合に集中することが大事だよ」

あなたは長年の間、インテルでいろいろな時期を体験してきました。現在のはどういう時期なのでしょうか?

「困難な時期であると思うけど、何よりも大事なのはいかに困難に立ち向かうかなんだ。今重要なのは、まだすべてが我々次第だということ。ラツィオ戦とキエーヴォ戦に勝つためにできる限りのことをやるつもりでいるよ」

あなたはもうフロントに相応しい発言をし始めてもいいわけですが、ダービーの展開によってチーム内に亀裂が入ったという噂は否定できるのでしょうか? チームは一丸となって同じ方向に進んでいると断言できますか?

「1シーズンの中で困難の時期があることは普通だと思うね。大事なのはチームがそれに立ち向かうことができることなんだ。土曜日の夜がリアクションを見せるための機会さ」

ヴァルテル・マッザーリ監督はチームに何て言ったのでしょうか?

「僕らと同じで、ダービーのようなみんなの感情がこもった試合を落としたことにがっかりしていたよ。繰り返すけど、嘆いている時間はないんだ。非常に重要な残り2試合に向けて、最大の努力で準備しないといけないんだよ」

少なくともヨーロッパリーグ出場権獲得に関しては、もっと楽なシーズンを想像していましたか?

「まあね。でも、苦況が訪れることだってあるんだし、さっきも言ったように、どうやって問題に対応していくかが重要なんだ。このチームはこういう状況をうまく乗り越えることができると思っているよ」

土曜夜の試合に思いを向けると、胸が高鳴りますか?

「うん、特別な感情を味わうことになるのは確かだね。とは言え、何よりも大事なのはチームが勝って、ヨーロッパリーグ出場の目標を達成できることなんだ」

チームが良いパフォーマンスを見せることが大事ですね。

「盛大なフェスタになるのが願いさ。でもその前に試合に勝たないとね。その後、ファンのみんなに挨拶することになるけど、僕にとって感動的な瞬間だろうね」

ラツィオ戦ではプレーする予定ですか? マッザーリ監督と話したのですか?

「その辺は監督が決めることだからね。必要な時、僕は試合に出る準備ができていることを監督は知っているよ」

あなたは豊富な経験を持っているわけですが、監督になろうと思ったことはありませんか?

「いいや。正直言ってないね。もう少し先になったらどうなるか分からないけど、僕のキャリアは違う方向に進むことだと思っているよ」

ダービーの後にトヒル会長と連絡を取りましたか?

「会長はいつだってチームを傍から支えているよ。先週こっちに来ていたし、大事な次戦に備えてまた来る予定なんだ。みんな、良い結果を出したい気持ちでいっぱいなのさ」

あなたの今後について話した際、トヒル会長が言ったことでもっとも嬉しかったことは?

「最初に言われたことがとても嬉しかったね。僕はインテルだけではなくて、世界サッカーのレジェンドだと言ってくれたんだ。すごく嬉しかったよ」

あなたが今度のラツィオ戦でプレーして得点する場面を想像することはありますか? (1998年UEFAカップ)決勝でラツィオ相手に決めたゴールがあなたのベストゴールだと思うのですが。

「あの瞬間はいつまでも忘れられないさ。あれはみんなにとって、インテルファミリー全体にとって素晴らしい夜だったからね。今度のラツィオ戦に関しては、繰り返すけどチームが勝つことがどんなことよりも大事なんだ。重要な存在であるインテリスタに後押しされてね」

どんな時もチームを支え続けてきたインテリスタへのメッセージは?

「クルヴァが閉鎖されるのは残念だね。それでも、インテリスタは大勢でスタジアムに来て声援を送ってくれるだろう。彼らはチームが苦しんでいることが分かるんだ。彼らが最後まで支えてくれればみんなの勝利になるさ」


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