ジョナタン:「我々はマッザーリ監督と共に勝利を目指す」

「今は監督への批判が多いのは分かるが、インテルは来シーズンも確実に彼に賭けるべき。僕はチームと監督を最高に信頼している」

[アッピアーノ・ジェンティーレ] ミラン戦でピッチ復帰を果たしたジョナタンは、“Sky Sport 24”のインタビューでダービーを次のように振り返った。「まあ、ああいう試合だってあるのも仕方ないと思うね。これまでは他にも、内容が悪くても勝てた試合はあったけど、今回は残念ながら監督の要求に応じることができなかったんだ。今はもう、ミラン戦のことを忘れるべきさ。僕らはまだ、自分たちの手で今後を決めることができるんだ。日曜日は良いサッカーが見せられなかったし、相手にとって危険なプレーは一切できなかったけど、このチームの本来の力は把握しているよ。昨シーズンは今季よりはるかに悪かったしね。目標を達成できない不安はあるかって? 僕は個人的に不安はないさ。チームのことも、監督のことも最大限に信頼しているし、過渡期のシーズンだから最高のシーズンではないといことを知っているからね。ミラン戦に負けた後は散々叩かれるのは分かっているけど、僕らはみんな監督と一丸になっているし、団結して勝ちたい気持ちでいっぱいだよ」

ダービーから一夜明けてマッザーリ監督がチームにどういう話をしたかと聞かれたジョナタンは、こう述べた。「監督が僕らに言ったことはあくまでチーム内のこと。外に言うようなことじゃない。もちろん、監督だけじゃなくて僕らだって負けたことは辛いさ。でも今はラツィオ戦に頭を切り換えて準備を進めているところなんだ。ラツィオはいつだってインテルを苦戦させる手強い相手だ。ホームゲームはサポーターの後押しもあるんだし、僕らはもっと積極的にやらないといけないんだ。ファンには、僕らがパスミスを犯しても、もう少し辛抱して見守って欲しいというのはあるね。とは言え、インテルは偉大なチームだからこそファンも期待が高くて厳しいというのは分かっているさ。僕らはどうしてホームで苦戦するのかって? 正直言ってわからない。選手の間でもこれについて話し合ったんだけど、答えは分からないんだ。どうして、って言うのは難しいね」

来シーズンもマッザーリ監督が続投するのは適切だと思うかという質問には、ジョナタンはすかさずこう答えた。「もちろん。僕は100パーセント、彼が続投すべきだと確信しているよ。今は監督への批判が多いのは分かるさ。選手の僕らとの間に亀裂が入ったという記事さえ目にしたけど、それは嘘だよ。僕らは監督とやり続けたいんだ。監督は選手全員といつも話しているし、僕らはいつも監督と話している。彼は選手に自信を与えることができる優秀な監督なんだし、インテルは来シーズンも彼に賭けるべきだよ。常に勝ちたい監督だからこそ、勝てない時は怒るんだ。インテルのような偉大なチームは、彼のような監督が必要なのさ」

「どうしてインテルはコンスタントなパフォーマンスを見せていない? 僕が思うには、それはインテルが若いチームだからなんだ。今のメンバーで一緒にやっているのはたったの1年なのさ。それぞれのプレースタイルで自信を持ってプレーできるようになるまで、少し時間がかかるんだよ。このチームにはクオリティの高い選手がいるけど、僕らはサン・シーロにやってきて守備を固めるチーム相手に、もっと賢くやれるようにならないといけないね。来シーズンのインテルはスクデットに近づくことはできるかって? インテルでプレーする選手の僕らは、いつだってトップの目標を目指さないといけないんだ。ヨーロッパリーグ出場が決まれば、確実に質の高い補強があることだろう。僕はインテルが欧州カップに出るための要素はすべて揃っていると確信しているし、そうなったら来シーズンのインテルはユヴェントスやローマ、そしてその他のトップクラブと対等で戦えると思うよ」


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