● インテルはセリエA・2013ー14シーズン現時点で最もPKを与えられた回数が少ないチーム(1回のみ)。
● ロドリゴ・パラシオはウディネーゼのアントニオ・ディ・ナターレと並んで、セリエA現時点で最も決定的な仕事をしている選手である。現に、パラシオがこれまで決めた貴重なゴールはインテルに勝ち点20ポイントをもたらしている。
● セリエAのここ13節でインテルが負けたのは、 3月23日のアタランタ戦だけ(ベルガモで1−2)。それ以外の12試合での成績は6勝6分となっている。
● ヴァルテル・マッザーリ監督率いるインテルは、セリエA・2013ー14シーズン現時点で最も引き分けが多いチームである(35戦中15回のドロー)。これまでのインテル史で一番ドローが多かったのは2004−05シーズン(18回)。その次が17回の1991−92シーズンで、3位は16回の1978−79シーズン。
● ハビエル・サネッティはこれまで45回のミラノダービーに出場している(その試合でのインテルは18勝10分17敗の成績となっている)。
● 5月4日にミラノダービーが行われるのは今日が史上2回目(初回は2008年のセリエA戦でミランが2−1で勝っている。得点は51分にインザーギ、56分にカカー、76分にフリオ・クルース)。1929−30シーズンのイタリアリーグ統一以来、5月に開催されたミラノダービーは8回(セリエAで4回、コッパイタリアで2回、チャンピオンズリーグで2回。成績は3勝2分3敗のタイ)。最後に5月に行われたダービーは2012年5月6日のセリエA戦で、インテルが4−2の勝利を挙げている。また、2001年5月11日のダービーではミランが6−0で勝っているが、これはセリエA史上でミラノのチームが得た最も大差の結果である。
● ミランがホームゲームで失点したのは3月16日のパルマ戦が最後(90分にアマウリがゴール)。その後のキエーヴォ戦(3−0)、カターニア戦(1−0)、リヴォルノ戦(3−0)のプレータイムを加算すると、ミランは270分のホーム無失点状態を保っている計算になる。
● 一方、インテルはホーム/アウェー問わず287分の無失点状態をキープしている。最後にゴールを許したのは4月5日のボローニャ戦(2−2、73分にコネが得点)で、そのゲームの残り17分以外にサンプドリア戦(アウェーで4−0)、パルマ戦(アウェーで2−0)、ナポリ戦(ホームで0−0)のプレータイムを通して失点しないできている。
● ミランはセリエA・2013ー14シーズン現時点で、試合の序盤15分と終盤15分で最も多くのゴールを挙げているチームである。これまでキックオフ〜15分で11点、76分〜90分で16点(パルマと同じ)を決めている。
● ヴァルテル・マッザーリとミランのクラレンス・セードルフが監督として対戦するのは今回が初めて。
● クラレンス・セードルフは監督としてインテルと対戦するのも、今日が初回。選手時代、セードルフはサンプドリアとミランの一員として21回の公式戦でインテルと対戦している(成績は13勝4分8敗、2得点)。なお、セードルフは1999年12月から2002年6月までインテルでプレーし、公式戦で92試合出場/14得点の数字を残している。
● ヴァルテル・マッザーリ監督はこれまで19回ミランと対戦しており、成績は5勝5分9敗となっている。ちなみに、プロ監督になって以来のマッザーリが最も失点の多い敗北を喫したのはミランが相手の試合だった(2007年10月31日、マッザーリ率いるサンプドリアはホームでミランに0−5で敗れた)。