スタンコヴィッチ:「ダービー、素晴らしい思い出がたくさん」

デヤンはインテルチャンネルのインタビューで過去のダービーを振り返り、今回のダービーに対する期待を語った

[アッピアーノ・ジェンティーレ] 数々のダービーでプレーし、数々のダービーで主役を演じた経験を誇るデヤン・スタンコヴィッチがインテルチャンネルの特別インタビューに応じて、次のように語った。

ミラン対インテル戦と聞いて頭に浮かぶことは?

「いろいろと思い浮かぶね。良い思い出もあれば、負けたダービーだってあった。でも、良い思い出の方が多いさ。ダービーはとにかく、特別な試合なんだ。選手だったら誰もが出場したい試合だよ。感情が最高に高まるスペクタクルな対決さ。ダービーはどういう結果になってもおかしくない。好調で有利と思われているチームが負けたりすることだってあるんだ。決まりはないね。とにかく、両チームがフェアに堂々と戦って、素晴らしいダービーになって欲しいね。世界の前で、ミラノのサッカーはこうなんだ、と見せつける試合になるのが願いだよ」

あなたはダービーで様々な形で得点しました。最も心に残っているゴールは?

「ダービーで決めたゴールは全部、記憶に残るものさ。俺は初めてのダービーで、CKから直接決めたんだ。その後はウチが2−1で勝ったダービーや、4−3のやつ、4−0で圧勝した試合でも決めたね。見ていてスペクタクルなゴールもあれば、華麗ではなくても重みのあるゴールもあった。ひとつだけ選ぶとしら、4−3のダービーのゴールかな。良いパスをトラップして素速くキックしたんだ。あのダービーもミランホームだったね。ミランホームでの2ダービーでウチが計8得点したこともあったさ。悪くないだろう」

今回のダービーで違いを示すことになるインテル選手は誰だと思いますか?

「俺はいつだってマテオ・コヴァチッチの名前を挙げるね。まだ若いというのは事実だけど、ずば抜けた素質を持っているんだ。みんな彼が得点するのを待っているけど、早く決めて吹っ切れることを願っているよ。ミラン戦に出場した場合、ダービーで初ゴールを決めるというのもいいね。彼にとってご褒美のようなものになるだろうし、今後に向けての勢いにもなるしね。今シーズンのインテルは好不調の波が激しかったけど、最近はとても強固になったね。ハンダノヴィッチも素晴らしいシーズンを送っていることが、俺としては嬉しいよ。あと、若い選手が主役になってきているのが良い。イカルディとかね。ラノッキアが好調を取り戻したのも嬉しいし、他の選手にしても力を発揮できているのが良いね。このインテルは今後、会長の計画性とフロントの仕事があって、そして同じ監督がやり続けることで良いチームとなって発展していくことができると思うよ」

それにインテルは今年1月にラツィオの最も優れた選手を獲得しました。以前も1月にラツィオの最も優れた選手を獲得して、その後たくさんのタイトルが訪れたことがありましたっけ...

「まあ、そういうことになれば最高だけどもさ(笑)。そうだとしたら、将来は何の心配もないよ。あと、ネマニャ・ヴィディッチという偉大な選手を獲得したのも大きいね。彼と会って話したけど、やる気満々だよ。新しい冒険に臨むのが待ち遠しいそうなんだ」


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