ラノッキア:「ミラノダービーは歴史と情熱。何としてでも勝ちたい」

「個人的には非常にポジティブな時期を迎えている。フィジカル面、精神面でインテルに来てから最も良い時期だと思う」

[アッピアーノ・ジェンティーレ] “Sky Sport 24”のインタビューに応じたアンドレア・ラノッキアは迫っているミラノダービーについて次のように述べた。

「勝利を期待していますよ。ダービーの時はいつだってそうですが、何としてでも勝ちたいだけですね。ミラン戦を振り返ると、良い記憶はやっぱり勝った試合です。僕たちが勝ったダービーは結構たくさんありますしね。最悪のダービーは、僕がインテルにやって来て初めての敗戦となったやつです。あれは本当に最悪でしたよ。優勝がかかっていて負けたわけですからね。ミラノダービーは歴史があって、情熱がこもった対決です。直前の一週間の雰囲気も良いですよね。ファンはすごく熱狂するし、すごく力を与えてくれようとするのです」

「マリオ・バロテッリ? 注意すべきですね。非常に有能な選手ですし、今シーズンはずいぶん得点しています。僕は彼と代表でプレーしていますけど、いつだって適切な態度でしたよ。セードルフ監督? 個人的に面識がないです。選手としてはとても経験豊富ですけど、監督としては今始めたばかりですよね」

「今度のダービーはサネッティの最後のダービーになるかも知れないって? 本当にそうかな(笑)。フロントに転向するとしたら? 彼は頭が良くて偉大な価値観を持った人ですから、もしフロントになることを望んでいるとしたら、良いフロントになると思いますよ」

「ミリート? 彼と一緒にトレーニングするのは大事なことです。なぜなら、プロがどうやって練習に打ち込むべきかの手本になるからです。土曜日だって、試合の後にトレーニングしていましたよ。相手にとって厄介なフォワードですね。彼はまだカンピオーネかって? 間違いないです」

「イカルディは成長してきています。サンプドリアからインテルにステップアップしたわけですから、プレッシャーもはんぱないですよね。毎日努力を積み重ねて成長するしかないのです」

「僕的には、非常にポジティブな時期ですよ。フィジカル面にしても、精神面にしてもね。インテルに来てから最も良い時期だと思います。コンスタントなパフォーマンスを見せられるようになったし、シーズン最後までこの調子をキープできるのが願いです」

「今後について? クラブとはシーズンが終わった時点で話し合って、今後のことについて検討することになっています」

最後に、ラノッキアはワールドカップに向けての心境を語った。「僕は参加できることを願っていますよ。シーズン最後まで良いパフォーマンスを見せ続けるしかないですね。代表監督が決めることですけど、僕としては彼を悩ませようとしているところです。ゴールを決めることでブラジルが近づくかって? そうですね、2点ほど決めればいいかも知れませんね(笑)。日曜日の試合がチャンスです。ブラジルワールドカップに参加するのは僕としてどれだけ重要かって? 2010年は可能性があったのに膝をケガしてしまったので断念しました。あの時の悔しさを今回晴らしたいものです」



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