［ミラノ］ エリック・トヒル会長がスタンド観戦する中で行われたインテル対ボローニャ戦は2−2の結果で終わった。イカルディが2ゴールを決めるも、ネラッズーリは2回も追いつかれ、後半にはミリートがPKを外す場面もあった。試合前、クリスティアン・キヴがピッチからファンにお別れの挨拶をし、トヒル会長に『168回のありがとう』という文字が入ったユニフォームを手渡された。
ヴァルテル・マッザーリ監督はゴールマウスにハンダノヴィッチ、3バックにロランド／ラノッキア／フアン・ジェズス、中盤にダンブロージオ／エルナネス／カンビアッソ／アルバレス／長友、そして前線にパラシオとイカルディを据えて試合に臨んだ。前半6分、長友の左からの絶妙なクロスにイカルディがダイレクトで合わせて、インテルが早くも先制した。35分にはしかし、ボローニャがパツィエンツァのゴールで振り出しに戻して、1−1の状態でハーフタイムに。
後半18分、エルナネスのパスを受けたイカルディが右足を振り抜いて素晴らしいシュートを放ち、インテルは再びリード。しかし、その10分後にコネにゴールを許して、2−2となってしまった。38分には、パラシオがボローニャエリアでマントヴァーニに倒され、インテルは33試合ぶりのPKをついに得た。 しかし、後半に途中出場したディエゴ・ミリートが打ったシュートは相手GKクルチにセーブされる。ロスタイムにはカリアリが勝ち越しの絶好のチャンスを迎えるも、ハンダノヴィッチが神がかりのセーブを連発し、試合はドローのまま幕を閉じた。
インテル対ボローニャ 2−2
得点者：前半6分 イカルディ、35分 パツィエンツァ、後半18分 イカルディ、28分 コネ
インテル：1 ハンダノヴィッチ；35 ロランド、23 ラノッキア、5 フアン・ジェズス（前半28分、25 サムエル）；33 ダンブロージオ（後半8分、10 コヴァチッチ）、88 エルナネス、19 カンビアッソ（後半34分、22 ミリート）、11 アルバレス、55 長友；8 パラシオ、9 イカルディ
控え選手：12 カステッラッツィ、30 カリーソ、4 サネッティ、6 アンドレオッリ、13 グアリン、14 カンパニャーロ、17 クズマノヴィッチ、21 タイデル、20 ボッタ
監督： ヴァルテル・マッザーリ
ボローニャ：1 クルチ；5 アントンソン、14 ナターリ、22 マントヴァーニ；8 ガリッチ、24 パツィエンツァ、4 クルヒン（後半26分、12 アクアフレスカ）、19 フリストドゥロープロス、35 チェフ（後半15分、3 モルレオ）；33 コネ（後半43分、15 ペレス）、99 クリスタルド
控え選手：32 ストヤノヴィッチ、6 ソレンセン、9 ビアンキ、10 モスカルデッリ、11 フリーベリ、20 イブソン、21 ケルビン、88 パポーニ
監督： ダヴィデ・バッラルディーニ
主審：パオロ・マッツォレーニ（ベルガモ）
警告：前半39分 マントヴァーニ、後半35分 ラノッキア、40分 コネ
ロスタイム：前半2分、後3分
観客：38,817人
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