[リヴォルノ] 「今日の試合を見た人は、これが我々にとって特殊なシーズンであることを改めて感じたと思います。とにかく、ポジティブな面を見るようにしましょう。例えば、ある時点まで見せた精神力とかね。問題は、無意識にも選手たちがもう決着が付いたと思ってしまったことです。リヴォルノは1点を奪い返して士気が高まりました。一方、我々は2−1でリードしている時点で2〜3回のゴールチャンスを外してしまったのです。イタリアでのサッカーはこういうものですよ。ミスを犯せば、その代価を払うことになるのです」。リヴォルノ対インテル戦終了後、ヴァルテル・マッザーリ監督はこうコメントした。
「グアリンは自分にできる通りの良いサッカーをやるように努力すべきです。今日のようなミスがあっても仕方ないですよ。アンラッキーな日だったと言いましょうか。ただ、アンラッキーな日がたくさんあったせいで、多くの勝ち点を取り損ねてしまったというのも事実です。もっと成長しないといけませんね」
「私は選手たちとたくさん話し合っていますよ。いろいろと分かってもらうために朝から晩まで話していますが、24時間話し続けられたとしてもまだ時間が足りないのかも知れませんね。選手には私が言うことを理解してアドバイス通りに進む者もいれば、頭の構造や性格の問題でなかなか話が通じない者もいますが、後者だって指導次第でそれなりの成果を生み出すことはできます。すべて頭の問題ですからね。頭が何もかも支配しているからこそ、いろいろと気を配ることが非常に大事なのです。これまでのカンピオナート、これからのカンピオナートの違いを示すのは、ずばり頭になることでしょう」
「エルナネスを途中で下げたことについて? ちょっと体のキレが欠けていたので代えたのです。2−0の段階で我々はゲームに決着を付けるようにすべきでしたが、敵エリアに入ったらまるでプレーステーションで遊んでいるような感じでした。ナルシストになって実質に欠けていましたね。エルナネスは良く走ってエネルギーを消耗していたので、彼をグアリンと代えてアルバレスを左サイドハーフのポジションに動かすのが正しい采配に思えたのです。何はともあれ、グアリンだって良いプレーを見せてくれましたよ。コヴァチッチの投入も考えたのですが、彼は左の方が活きるのでね」
「サムエルはファウルを覚悟でエメガラを倒すべきだった? もしかしたら、すでに警告を受けていたのもあって退場にならないように用心したのかも知れません。まあ、試合はもう終わりに近づいていたわけですけどもね。とにかく、倒すにしても接触のタイミングを見出すことすらできなかったという感じです。グアリンのミス? キーパーが股の下をボールが通ってゴールを許すような状況ですよ。もちろん、わざとやったことではないわけですし、ああいうアクシデントが起きても仕方ありません。今は彼を支えたいだけですね」
English version Versión Española Versi Bahasa Indonesia Versione Italiana
INTERVISTA WALTER MAZZARRI POST LIVORNO-INTER