インテル対アタランタ:1−2

前半はボナヴェントゥーラが先制し、イカルディがすぐに振り出しに戻すも、試合終了間際にボナヴェントゥーラが自身2点目を決めた

[ミラノ] “ジュゼッペ・メアッツァ”スタジアムでアタランタを迎えたインテルは、負けるに値しないながらも1−2の敗戦を喫した。前半35分にボナヴェントゥーラが先制して1分後にイカルディが同点に持ち込み、ボナヴェントゥーラが後半90分に勝ち越しゴールを決めた。

マッザーリ監督はハンダノヴィッチの前に3バックとしてカンパニャーロ/ラノッキア/ロランドを据え、中盤にはジョナタン/グアリン/カンビアッソ/エルナネス/ダンブロージオ、前線にパラシオとイカルディを置いて試合に臨んだ。キックオフ直後からインテルは積極的に攻め、イカルディ、グアリン、カンビアッソ、ジョナタンでチャンスを作った。35分にはしかし、アタランタがカウンターから先制点を挙げる(ボナヴェントゥーラが右足で得点)。インテルは直ちに反撃を見せ、1分も経たないうちにグアリンの縦パスに反応したイカルディが鋭い右足シュートで試合を振り出しに戻した。前半終了間際にダンブロージオが絶好のチャンスを迎えるもゴールにならず、1−1のスコアでハーフタイムに。

後半はインテルが繰り返し攻撃を仕掛ける中、アンラッキーな場面が目立った。8分にはグアリンがクロスバーを、14分にはパラシオがポストを叩く。ネラッズーリは必死で追加点を狙い続けたが、アタランタのゴールネットを揺らすことはできず(43分にはジョナタンのループシュートがクロスバーを直撃、跳ね返されたボールをイカルディが押し込もうとするも今度はポストを命中)。一方、90分にボナヴェントゥーラにアタランタ決勝ゴールを許す羽目になってしまった。3分のアディショナルタイムの末、試合は後半の主導権を握り続けたインテルにとって悔しい1−2の敗戦で終了した。


インテル対アタランタ 1−2
得点者:
前半35分 ボナヴェントゥーラ、36分 イカルディ、後半45分 ボナヴェントゥーラ

インテル:1 ハンダノヴィッチ;14 カンパニャーロ(後半37分、10 コヴァチッチ)、23 ラノッキア、35 ロランド;2 ジョナタン、13 グアリン、19 カンビアッソ(後半15分、11 アルバレス)、88 エルナネス、33 ダンブロージオ(後半26分、55 長友);8 パラシオ、9 イカルディ
控え選手:12 カステッラッツィ、30 カリーソ、4 サネッティ、25 サムエル、17 クズマノヴィッチ、20 ボッタ、21 タイデル、22 ミリート
監督: ヴァルテル・マッザーリ

アタランタ:47 コンシーリ;93 ニカ(後半30分、77 ライモンディ)、2 ステンダルド、33 ジェペス、27 デル・グロッソ;20 エスティガリビア、21 チガリーニ(後半40分、18 バゼッリ)、17 カルモーナ、10 ボナヴェントゥーラ;11 モラレス(前半38分、23 ブリエンツァ);19 デニス
控え選手:37 スポルティエッロ、3 ルッキーニ、5 ジョルジ、6 ベッリーニ、7 リヴァヤ、8 ミリアッチョ、9 ベタンコート、90 コネ、91 デ・ルーカ
監督: ステーファノ・コラントゥオーノ

主審:ジャンパオロ・カルヴァレーゼ(テーラモ)
警告:前半34分 ニカ、48分 チガリーニ、後半31分 ステンダルド、40分 コンシーリ
ロスタイム:前半3分、後半3分
観客:39,098人


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