カンパニャーロ:「ユヴェントス戦の後、チームは変わった」

「自分たちの上には良い結果を出しているチームがいるが、数学的には3位の可能性はまだある。目標を決めつけず最善を尽くしていこう」

[アッピアーノ・ジェンティーレ] “Sky Sport 24”の独占インタビューに応じたウーゴ・カンパニャーロはまず、自身のコンディションにつて語った。「調子は良いですよ。ちょっと軽い腱炎の問題があったのですが、もう治りました。日曜日の試合では長い間プレーしていなかったのもあって、足がつったりしたのです。ケガはともかく、僕は常にベストを尽くすようにしてきました。ピンツォーロでのサマーキャンプで最高のトレーニングをやれて準備万全だったのが、いくつかの故障があってパフォーマンスが低下してしまったのです。でも、今は好調を取り戻しましたし、全力を尽くすようにしていますよ。どうして故障が相次いだのかって? 偶然のことだと思いますね。いずれにせよ、もう過去のことです。シーズン序盤のレベルに戻りたいばかりですよ」

チームの現状について聞かれたカンパニャーロは、こう話した。「アウェーゲームでも重要な勝ち点を獲得できたことによって士気が上がっていますし、チーム内の雰囲気は良いですね。転機が訪れたのはいつかって? ユヴェントス戦の後だと思いますね。あの週、チーム全体が変わったのです。改めて気合いが入った感じがしました」

「3位は可能かって? 数字的には可能ですよ。ただ、僕たちより何かを持っているチームが上にいるわけですからね。僕たちは最善を尽くしますけど、目標を決めつけないないようにしましょう」

土曜日のヴェローナ戦ではフアン・イトゥルベとの対決になるが、これについてカンパニャーロはこう述べた。「誰もが知る通りとてもスピードがある選手なので、スペースを与えないようにするのが大事です。スペースを許してしまうと、ひとりで違いを示すことができる非常に危険な存在ですからね。 すでにビッグクラブでプレーするに相応しい選手だと思いますよ。まだ100パーセント成熟していないかも知れませんけど、大きな素質を持っています」

6月にネマニャ・ヴィディッチが加わることについて聞かれたウーゴは、次のようにコメントした。「クラブ幹部にチームを強化したい心が見られるのは良いですね。ますますやる気が湧いてきます。ヴィディッチは優秀なディフェンダーで長年ハイレベルでやってきているので、ここでも大きく貢献してくれることでしょう」

最後に、夏のワールドカップに向けての質問をされたカンパニャーロは、こう答えた。「もちろん気になるのは当然ですけど、今はインテルで良いパフォーマンスを見せるようにすることに集中するだけです。現時点ではその他のことは何の価値もありませんし、第一、まずここでしっかりやらなければその後の発展もないので」


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