イカルディ:「自分はすべての面で向上しないと」

“Sky Sport 24”のインタビューを受けたマウロは「マッザーリ監督はピッチ内外で助けてくれる存在」と述べた

[アッピアーノ・ジェンティーレ] マウロ・イカルディは“Sky Sport 24”のインタビューに応じ、自身とインテルについて語った。

「インテルはビッグクラブなので試合に出られるのはいつだって難しいと思います。けど、しっかりと練習に打ち込んでれば誰だってチャンスはあるんだと思いますよ。背番号9は重荷になってないかって? そうでもないですよ。好きな数字なので」。好きと言えば、海が大好きという21歳はこう述べた。「毎日、海を見ることができないのは辛いですね。バルセロナの前はカナリア諸島にいたわけだし、海がそばにあることに慣れてたのです。ここはちょっと事情が違いますけど、人は何にでも慣れるものなんで」

バルセローナの下部組織から18歳でイタリアに渡ったことについて聞かれたイカルディは、こう話した。「バルセローナが最初から僕を手放すつもりだったのかどうかは分からないですけど、 サンプドリアでプレーしたいというのは僕が望んだことでした。バルサは、その願いを聞き入れてくれたんです」

「僕のコンディション? 今シーズンはとにかく厳しかったですね。まだ少し恥骨炎に悩まされてますけど、どうにか治療しようとしているところです。今シーズンが僕とチームにとって良い形で終わることが願いですよ。自分を採点するとしたら? それって僕がやることじゃないですからね。ファンを始めに、試合を見てる人が採点するべきなんで」

「インテルは4位を確保できるかって? インテルはとにかく、できる限り高い位置にいるようにすべきだと思います。今の僕らは新しい監督の下で新しい道を行っているわけだし、とにかく努力して最後にどこまで行けたか見るようにすべきですよね。このチームはいつスクデットを狙えるようになるのかって? その日その日、状態を確かめていくしかないですよ。シーズンが終わった時点で、どこまでやれたか見ることにしましょう」

ヴァルテル・マッザーリ監督との関係について、イカルディは次のように語った。「僕が入団した時から、常に良い関係ですよ。ピッチ内外でのことについてアドバイスをしてくれるし、いろいろと助けてくれます。僕はどういう面で向上しないといけないかって? すべての面でですよ。僕は21なんだし、何もかも進歩しないといけないんです。幸いにも、今は前よりもしっかりとトレーニングできるようになりました。さっきも言ったように恥骨炎はまだ完治してませんけど、かなり良くなったんで。ここ1ヶ月半は常にチームと全体練習をやってますよ。別メニューだったことはないですね」

話題はピッチ外でのマウロに移り、これまでやってきたことに後悔はないかと聞かれて「2度と繰り返したくないミスを述べてくれと言われたら、ちょっと考えなきゃいけないですね」と話したイカルディは、ゴシップに傷付けられたことはないかという質問にはこう答えた。「傷付けられるようなことなんて何もないですよ。みんなそれぞれの人生があるわけだしね。他人が僕に何か言いたいことがあるんなら、どうぞ言っていいですよ。僕は、自分が決めるゴールが話題になることにしか興味ありません。今度ゴール決めたら、また両手を耳に持っていくパフォーマンスをやるつもりかって? もちろん。サンプドリア時代からやり続けてきたものなんで。ソーシャルネットワークを使うのは避けられないことなのかって? 避けられないわけじゃないですけど、僕は常にやってきたことなんでね。2014年の世の中では、誰もがソーシャルネットワークを利用してると思いますよ」

「僕はマリオ・バロテッリみたいなのかって? こればかりは今まで言われたことなかったですね…(笑)。繰り返しですけど、僕は自分の人生を生きてるだけです」

代表について質問されたイカルディは、こう述べた。「僕の夢は、遅かれ早かれワールドカップに出ることです。 まだ若いんで、その機会が早くやってくれば良いし、そうじゃなかったら待つしかないですね。イタリア代表でプレーする可能性を検討していないのはなぜかって? 自分はアルゼンチン人だと感じてるからですよ。アルゼンチンで育ったし、家族もみんなアルゼンチン人なんで」。同国人の大先輩であるハビエル・サネッティみたいに、いつまでもインテルにいるつもりはないかと聞かれたマウロは、「悪くないですね…。子供の頃の僕はインテルファンだったし、ここにやって来れたのは素晴らしいことなんです。最高の経験ですよ」と答えた。


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