マッザーリ:「我々が試合の主導権を握るようにしたい」

“ジュゼッペ・メアッツァ”スタジアムのプレスルームでインテル対トリノ前日会見に臨んだ指揮官はこう話した

[ミラノ] 「トリノは非常に優れていて好調な時期を迎えているフォワードが2人いますし、とても良いサッカーをやるチームです。どんな相手でも苦戦させるチームですから、我々としては向こうのプレーの源を抑えるようにしないといけません。こっちが試合の主導権を握るようにして、向こうを苦戦させたいですね。難しい試合になることでしょう。注意が必要です」。インテル創立106周年記念の日に行われるトリノ戦の前日、ヴァルテル・マッザーリ監督は“メアッツァ”で開かれた記者会見でこう語った。

「明日のスタメンですか? いつもと同じで、最も調子が良い選手を先発させますよ。明日の試合で良いパフォーマンスを見せてくれる選手は、今後も出場機会を与えられることでしょう。イカルディ? 良いトレーニングをやっていますし、より長くプレーできるようになっています。ダンブロージオ? 彼の起用は、前からプレーしている選手たちの活躍にも左右されます。あくまでも技術的な選択ですね。ダンブロージオが出場する時がやってきたら、彼はやるべきことをすべて把握してピッチに上がるだろうと確信しています。グアリン? 桁外れの素質を持った選手です。トップに達するためのアドバイスをしましたが、集中が途切れないようにすべきですね」

「コヴァチッチの発言について? 彼の代表との試合を全部見ましたよ。報道されたこととはちょっと違うことを言いたかったのだと思いますね。自分は守備面で向上しないといけない、と言いたかったのだと思います。本人と直接話しましたが、彼は私が言うことを信じていますよ。アルバレス? ちょっとした問題がありましてね。招集されない可能性もあります。ロランド? ウチで最も戦術的柔軟性に優れたDFです。彼は左でもプレーできるので」

「ローマ戦であったミスを修正するようにしました。守備面でのものも含めてね。いずれにせよ、最近は作ったチャンスに比べてゴールが少ないのが事実です。良いサッカーを見せながら向上していって、結果を手にできれば最高なんですけどもね。とは言え、偶発的な出来事でも良いのでどうにか先制して試合を動かすことが大事です」

「フアン・ジェズスの出場停止処分? 何しろ規則というものがあって、裁判官もいる世界ですからね。正しい判断がされたことを信じながら、判決をおとなしく受け入れた方が良いのでしょう。これ以上は言わせないでください。フアン・ジェズスの心境? 喜んでいないのはもちろんですよ。好調だっただけに、本人にとってもチームにとっても残念なことです」

今日の “ジュゼッペ・メアッツァ”スタジアムでの前日練習に立ち会う予定のエリック・トヒル会長との関係について聞かれたマッザーリは、次のように話した。「会長と監督の間にあるべき関係ですね。話し合っていますし、会長から質問があれば私は説明します。全体的な方針はクラブが決めることですし、私としては会長に今後の計画について聞いたりで、頻繁に話し合っていっていますよ。来シーズンに向けてすでに数回に渡ってミーティングを行っています。この残っている12試合でさらに検討していって、来シーズンに向けての選手について技術的な決断を取るつもりです。クラブの意志を基準として、目標を定めるようにしましょう。とりあえず明日は、会長のため、そしてファンのために勝つようにしたいですね」

最後に、来シーズンからのネマニャ・ヴィディッチ加入が正式発表されたことについてコメントを求められたマッザーリはこう述べた。「彼が重要な選手であることは、そのキャリアを見れば明らかです。現時点でこれ以上のことは言いたくないですね。彼は来シーズンからインテルの選手になるわけです。今は来シーズンのことではなくて、今シーズンの残り12試合に集中すべきですから」


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