[ローマ] ピエロ・アウシリオSDはローマ対インテル戦のキックオフ前、“Sky Sport”のインタビューに応じた。
まず、インテルがアーセナルのサニャに興味を示しているという噂について聞かれたアウシリオは、こう答えた。「我々のニーズに合う可能性を持った選手数人をフォローしています。今は観察して検討する時で、数週間後に様子を見るつもりです」
「(サミュエル・エトオの代理人、クラウディオ・)ヴィゴレッリと夕飯を共にしたことについて? ミラノ中心街のインテル本部から100メートル離れたところに彼の事務所があるのですよ。友人同士の夕食に過ぎないことでした」
「とにかく、我々は主役の座を取り戻すようにしなくてはいけません。すでに優れたチームに、監督の要求に合った選手を加えて全体のクオリティを上げていくようにすべきです。ボッタ、ダンブロージオとエルナネスの加入もその意味で有効なものです。明解なビジョンに基づいて、我々に最適な選手を探し出すのが重要ですね」
「シーズン前半戦のローマ戦? よく覚えていますよ。ローマは勝つべくして勝ちましたが、インテルが悪い試合をやったという印象はないです。まだシーズン序盤でしたし、偶発的な敗戦だったのです。現在のチームは、ケガが相次いだというのもあってベストの形でのプレーが見せられなかった時期から復帰しました。イカルディがそれの象徴ですよね。これまでは、チームに貢献できる状態ではないので出番を与えられなかったわけですが、今は調子が戻ってきました。チームは良い形でトレーニングしていますし、我々のアイデンティティを保って進むようにすべきです」