[コチャバンバ(ボリビア)] インテルキャンパスコーチのアルド・モンティナーロ、ガブリエーレ・ラスペッリ、パオラ・バルコーニがボリビアに飛び、コチャバンバ市を訪問した。法律によって、ボリビアでは刑務所行きの男性に幼い子供がいる場合、その子も同伴することが義務となっている(母親は家族の生計を立てるため仕事に専念)。インテルキャンパスはそんな状況の中で暮らす少年少女を支援する慈善財団 “Fondazione Casari” と協力し、子供たちを週に1回、刑務所の外に連れ出してサッカー活動を中心に遊ばせるというプログラムを進めている。
現時点では毎週土曜日、コチャバンバ市のサン・セバスティアン刑務所の子供たち70人が “Fondazione Casari” の施設に通い、少年少女に相応しい無邪気な時間を過ごしている。刑務所の心理療法士によると、この活動は子供たちにとって大きな心の支えになっており、おかげで刑務所内での乱暴な態度や寂しさの表現も減ったという。