マルコ・ファッソーネGM:「スタンド閉鎖処分の取消にとても満足」

「アウェーで起こったハプニングに対する処分として大人数のインテルファンが不公平な罰を科されるのを防ぐことができた」

[ミラノ] イタリアサッカー連盟“FIGC”の裁判所がFCインテルナツィオナーレの異議申し立てを認め、トリノ対インテル戦とナポリ対インテル戦での一部のサポーターの行為に対する処分として下されていたサン・シーロ2階席“グリーン”スタンド閉鎖が取り消しになったことを受けて、マルコ・ファッソーネGMはインテルチャンネルの電話取材で次のようにコメントした。「もちろん、非常に満足しております。我々と同じ処分を科されていた他クラブも、この判決が良い影響をもたらすことが願いですね。アウェーでの問題のチャントは数少ないファンによる場合が多いのですが、それに対してホームゲームの大勢の観客が罰される羽目になるわけです。アウェーゲームに出向くファンがホームでは普段、閉鎖処分を受けるスタンドに通うという根拠がないことと、そもそもチャントもそれほど重いものではなかったことを、我々の異議の基本的なポイントにしたのです。今回のこの決断を取った“FIGC”は、適切な道を開いたのだと思います」

引き続き、“Sky Sport 24”の取材に応じたファッソーネGMはこう述べた。「アウェーで起こったハプニングに対する処分として、大人数のインテルファンが不公平な罰を科されるのを防ぐことができたので、とてもポジティブなニュースです。我々の異議が認められたことによって、今回の判決が今後に向けて参考になることが願いですね。特にアウェーゲームにおける行為を『地域差別』として判断する基準に疑問を抱いていることを、我々は以前から訴えています。『人種差別』と『地域差別』は明らかに違うものですし、その辺を公平に裁いていくようにしないといけません」


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