［アッピアーノ・ジェンティーレ］ 「先日勝ったことはもちろん士気を高める効果がありましたが、指導者としての私の主義に沿って、あの勝利を選手たちの前で強調し過ぎないことにも注意しました。いずれにせよ、勝った後は無意識のうちに精神的な違いが出るのは事実です。今は何よりも、コンスタントな結果とパフォーマンスを保つようにすることが必要なのです。フィオレンティーナは対戦相手を苦戦させることができる手強いチームなので、決して簡単ではないでしょうけどもね」。“アンジェロ・モラッティ”センターのプレスコンファレンスルームで開催されたフィオレンティーナ対インテル前日会見で、ヴァルテル・マッザーリ監督はこう話した。
「フィオレンティーナは今、素晴らしい結果を出している時期です。勢いが付いているし、しかも明日は向こうのホームですからね。我々は絶好調の相手と対戦するわけなので、この試合の難度は誰が見ても明らかです」
フィオレンティーナのヴィンチェンツォ・モンテッラ監督との関係について聞かれたマッザーリは、こう答えた。「プライベートで電話したかどうかは、プレスのあなた方には言いませんよ。いずれにせよ、和解するべきことなんてなかったのです。お互いが言うべきことを言って、そこで終わったことですから」
なお、ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長の最近の（批判的な）発言についてコメントを求められた指揮官は「なんせ、バレンタインデーですからね。デ・ラウレンティスさんは私のことを愛しすぎているのではないでしょうか。最後まで私をナポリに引き止めようとしたし、私に深い愛を抱いているのでしょうね（笑）」と、ジョークで答えた。
話題はチームへと戻り、マッザーリは普段から選手をいかに刺激しているかについて述べた。「常に競争意識をあおるようにしています。私は選手全員のテンションがいつだって高いことを追求するのです。チーム内でのライバル心を刺激することによっていろいろと見えてくるので、それに基づいてベストの選択をするようにしています。練習でも闘争心剥き出しのプレーがあった方が良いですね。それによって、全員のコンディションを高く保つことができるのです」
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