［ミラノ］ エリック・トヒル会長はクラブ公式サイト inter.it を通じて、次のように明言することを望んだ。
「1月の移籍市場の終了、およびトリノでの試合の結果を受けて、私は我がクラブのスポーツ面での戦略のキーポイントについて明言すべきであると思いました。
我々は過渡期のシーズンを送っており、今季の主な目標は将来に向けての土台を作ることです。これは困難なシーズンであり、数年前の勝利をもたらすメカニズムを再び起動することの難しさは目に見えています。だからこそ、忍耐力と明確な考えを持つことが大事なのです。そして、どのようにテクニカルパフォーマンスを上げるのか、および、いかに今後のチームを作り上げていくのかの2つの点が基本的であることを心得るのが重要です。
前者の目標を達成するに当たって、我々は最も優れたイタリア人指導者のひとりであるヴァルテル・マッザーリを選択しました。彼と現在のインテルを管理し、これからのインテルのプランを立てていっているのです。私、クラブフロント、監督の完全な合意の下でエルナネスとダンブロージオが獲得されたのも、まさに我々のポリシーを反映しています。この2人はインテルが再び飛躍するために必要な人材であり、即戦力としてすぐに大きく貢献しながらも、特に今後に向けて重要な意味を持つ存在なのです。
選手陣の今後に関しては、現時点でチームに所属している選手たちについてはまだ何の決断も取られていないことを強調すべきだと思います。シーズンが終了した時点での監督の意見が決定的となることでしょう。私は監督と共に誰が残留するに相応しい特徴とモチベーションを持っているか判断し、誰を新しい選手と入れ替えることが必要か決める予定です。
もちろん、我々は誰もがヨーロッパの舞台に一刻も早く返り咲きたい気持ちを抱いていることを忘れていません。すべてのインテルファンのサポートと情熱に後押しされながら今シーズンを戦い抜いて、できる限り良い結果を出すようにするつもりでいます。
フォルツァ・インテル！」
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