インテルキャンパス:ベネズエラで活動

首都カラカスの貧民地区“サン・イシドロ”と“ロス・エラソス”で、子供たちの生活状況の改善のために

[カラカス] ベネズエラの首都カラカスの貧民地区は給水や下水システム、ゴミ招集などの基本的な設備が存在しない他、暴力事件が多く犯罪が日常茶飯事である。行政に殆ど無視され、警察もめったに足を踏み入れない地域だが、インテルキャンパスはここにも入り込んで現地の子供たちにスマイルをもたらしている。

インテルキャンパスが活動を行っているチャボーラス(バラックタウン)は“サン・イシドロ”と“ロス・エラ―ソス”。地元の慈善財団“Fundacion Magallanes”とのコラボレーションで、約150人の少年少女が対象のプログラムが進められている。現地コーディネーター兼インストラクターのルイス・メロラ氏とマリオ・ベルドゥーゴ氏の話によると、インテルキャンパス活動に参加することで子供たちの生活状況の改善が見られているという。

実際、プログラムが発足した2010年以来、規則を守るという意識や配慮の心がすっかり根付いたみたいで、数年前に配られたインテルユニフォームが丁寧に使い続けられていることがそれを物語っている。今回、ベネズエラを訪問したコーチのシルヴィオとロベルトが新しいユニフォーム一式を手渡した際、それをすぐに着ないで袋に入れたまま今後のために大切にとっておきたいと申し出た子供さえいたくらいだ。

毎日19件の殺人事件が発生するという不名誉な世界記録を誇るこの町で、インテルキャンパスが手掛けている貴重な仕事は他の組織やスポーツ団体にとって手本となっている。現に、貧民地区での厳しい状況にさらされている少年少女の支援を目的とした活動が最近増えてきているのだ。


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