TIMカップ、ウディネーゼ対インテル:1−0

ネラッズーリはマイコスセウに決勝点となるゴールを決められ、敗退。またしてもインテルにPKが与えられず

[ウディネ] “フリウリ”スタジアムでTIMカップ2013−14ベスト16・ウディネーゼ戦に臨んだインテルは、前半に決勝ゴールをマイコスセウに決められ、コッパイタリア敗退を意味する0−1の敗北を喫した。

ターンオーバーを意識したマッザーリは大幅に選手を入れ替えて、ゴールマウスにカリーソ、3バックにアンドレオッリ/サムエル/カンパニャーロ、中盤はサイドにサネッティと長友、センターにグアリン/ムディンガイ/クズマノヴィッチ、ワントップのミリートの背後にコヴァチッチというチームをピッチに送り出した。ウディネーゼは前半序盤から積極的に攻撃を仕掛け、32分にはニコ・ロペスの右からのグラウンダークロスに合わせてマイコスエウが先制。その5分後には、クズマノヴィッチのシュートがバーを叩くという場面があった。38分、ウディネーゼエリアでドミッツィがミリートに明らかなファウルを犯すも主審は笛を吹かず、インテルにPKが与えられなかった。

後半1分からムディンガイに代わってパラシオが加わり、2トップ体制に入ったインテルは逆転への意欲を見せたが、9分にはウディネーゼがまたしても決定機を作る。マイコスセウがカウンターから攻め上がり、エリアから飛び出したカリーソをかわしてセンタリングを放ったが、ピンツィのダイレクトシュートはゴール枠を大きく外れた。その直後、ウディネーゼエリア内でのウィドマーのハンドがファウルとして見なされず、またしてもネラッズーリにPKが与えられない場面があった。43分にはミリートのナイスプレーからグアリンがシュートを打ち、その1分後には長友が強烈なミドルを放つも、残念ながら得点にならず。4分のアディショナルタイムの末、1−0の勝利を手にしたウディネーゼがコッパイタリア準々決勝に進出する結果となった。


ウディネーゼ対インテル 1−0
得点者:
前半32分  マイコスエウ

ウディネーゼ:30 ケラヴァ;3 アラン、5 ダニーロ、7 バドゥ、11 ドミッツィ、17 ニコ・ロペス(後半31分、37 ペレイラ)、27 ウィドマー、34 G.シウヴァ、66 ピンツィ、70 マイコスエウ(後半44分、32 フェルナンデス)、75 ウルトー
控え選手:22 スクッフェ、4 ナルド、6 ブブニッチ、8 バスタ、10 ディ・ナターレ、14 ムリナル、18 ジャジソン、19 ダグラス、21 ラッザリ、94 ヅィエリンスキ
監督:フランチェスコ・グイドリン

インテル:30 カリーソ;6 アンドレオッリ、25 サムエル、14 カンパニャーロ;4 サネッティ(後半15分、11 アルバレス)、13 グアリン、16 ムディンガイ(後半1分、8 パラシオ)、17 クズマノヴィッチ、55 長友;10 コヴァチッチ(後半36分、20 ボッタ);22 ミリート
控え選手:1 ハンダノヴィッチ、12 カステッラッツィ、2 ジョナタン、5 フアン・ジェズス、19 カンビアッソ、23 ラノッキア、35 ロランド
監督: ヴァルテル・マッザーリ

主審:ジャンパオロ・カルヴァレーゼ(テーラモ)
警告:前半21分 コヴァチッチ、後半10分 カリーソ、11分 バドゥ、15分 アラン、20分 ダニーロ、27分 ピンツィ、38分 パラシオ
ロスタイム:前半1分、後半4分


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