マッザーリ:「今は継続性と具体性が必要」

「ダービーでの勝利は自信をもたらしたが今後もこの調子を保つことが大事。ミリートは招集が確実、イカルディは流感でダウン」

[アッピアーノ・ジェンティーレ] ラツィオ対インテル前日会見に臨んだヴァルテル・マッザーリ監督は、まず相手チームの新しい指揮官についてコメントした。「エディ・レーヤのような経験豊富で優秀な監督が就任したことは、チームにまとまりをもたらすことだと思います。ファンも期待で盛り上がっていると聞きますね。ラツィオは優れた個々の選手がいて、どんな相手でも苦戦させることができるチームですし、我々にとっては重要なテストになることでしょう」

クリスマス休み明けのネラッズーリの状態について聞かれたマッザーリは、こう述べた。「選手たちには(休み中も)しっかりとトレーニングをするようにと指示していたのです。(フィジカルコーチの)ポンドレッリに与えられたプログラムにきちんと沿ってね。休み明けのテストでは最高の出来を見せてくれたことですし、みんなやる気満々ですよ。ダービーでの勝利は自信に繋がったのです。しかし、今は継続性と具体性が必要なのです。チームには、自分たちの信じるサッカーを繰り広げて欲しいですね」

会見中、マッザーリはディエゴ・ミリートがラツィオ戦に向けて招集されることを明かした。「確実に招集しますよ。調子はだいぶ良いように見えました。長いブランク明けの選手は完璧な試合勘を取り戻すまで少し時間がかかるのは仕方ないですけど、彼の調子は良いです。それにトップコンディションではなくても、ミリートは試合の特定の局面で大きく貢献してくれる選手ですからね。実際のプレーだけでなく、相手チームに不安感を与える存在ですし、彼が復帰してくれたのは喜ばしいことです。とにかく招集して、試合の流れによって起用するかどうか様子を見るつもりです」

「ミリートの復帰は1月のメルカートに影響する? そういうことには触れたくないですね。早く1月が終わらないかと願うばかりです。監督として、選手たちが移籍騒動に気を取られることが心配ですから。1月のメルカートなんて、ない方がいいくらいですよ。選手たちの集中を乱すので、監督としては厄介なものです」

「イカルディ? インフルエンザで高熱を出しているので、今日は練習に参加しません。明日になって状態をチェックするつもりですが、ここのところ好調だっただけに残念ですね」


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