マッザーリ:「トヒル会長は穏やかな雰囲気をもたらしてくれる」

「 私は主審に誰が指名されたのかも知らずに試合に乗り込むことがある。レフェリーは誰だって問題ない」

[アッピアーノ・ジェンティーレ] ヴァルテル・マッザーリ監督はインテル対ミラン前日会見で、昨日“アンジェロ・モラッティ”センターでエリック・トヒル会長に会ったことについても話した。「とても良かったですよ。会長は穏やかな感じでしたね。私はいつだってピリピリしていますけど、会長はチームに落ち着いた雰囲気をもたらしてくれました。ナポリ戦でのサッカーを称賛してくれましたし、我々が歩んでいる道は正しいと改めて言ってくれたのです。目標はこの選手陣を最大限に活かすようにして、なるべく高いところまで行くことです」

レフェリングに関するコメント、そして特に明日のダービーに指名された主審について感想を求められたマッザーリは、次のように答えた。「私はレフェリーが誰だと前もって聞くこともなく試合に乗り込むことがあるくらいなのですよ。別に知りたくもないというのがあるのです。レフェリーは規則がきちんと施行されることを保証すべき存在ですからね。場合によっては、試合後にレフェリングをチェックすることはあります。誤審があった場合は、遠慮なく言わせてもらいますよ。いずれにせよ、レフェリーは誰でも構いません」

「インテルとミランの違い? 勝ち点の話だったら、順位表を見れば一目瞭然でしょう。しかし、本当に比較するのであればいろいろな要素があります。メルカート事情とか、昨シーズンの成績とかも含めてね。とは言え、私はそういった比較に興味ありません。ウチのことに集中するだけです。カカーとバロテッリのひとりを引き抜けるとしたら? 個々の選手の話はしない主義です。自軍選手について喋らないというのに、対戦相手の選手について喋るわけないでしょう」

ミランのマッシミリアーノ・アッレグリ監督の感想を聞かれたマッザーリは、こう語った。「イタリア代表の試合の際にサン・シーロで挨拶を交わしました。お互いに尊敬していますよ。監督はそれぞれ自分のチームのために動いているので対抗する意見を述べたりしますが、同業者に対するリスペクトはあるのです」


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