[アルジェ] 16日、第13回“アルジェリア・バロンドール”授賞式がアルジェで開催された。スポーツ紙“Le Buteur”と“El Heddaf”後援のセレモニーには、スペシャルゲストとしてディエゴ・アルマンド・マラドーナが出席し、インテルからハビエル・サネッティ、サフィル・タイデル、イシャク・ベルフォディルの3名が参加した。
授賞セレモニーが開始する前、3名のネラッズーリは記者会見で次のように語った。
サネッティ:「僕にとってこの国に来たこと、 この重要で輝かしいイベントに参加することは大きな喜びです。タイデルとベルフォディルはモチベーションに満ちた選手ですし、これから良い結果を出していく要素が揃っています。ベルフォディルは自信を持ち続けるようにすれば、出番を与えられることでしょう。マッシモ・モラッティが言うように、僕は45歳までプレーするのかって? 会長がそう言ったことに心を打たれましたね。僕はインテルに貢献することが仕事ですけど、今シーズンが終わった時点で現役を続けるかどうか決めたいと思っています。キャリアはインテルで終えるつもりですよ。インテルは僕の家だし、イタリアは僕と家族を迎えてくれた第2の母国なのでね」
「2007年に“カンプ・ノウ”でアルゼンチン代表がアルジェリアに苦しめられて辛うじて勝った試合を覚えているかって? 両チームの力が拮抗している、素晴らしい試合でしたね。この場を借りて、ワールドカップ本大会出場を獲得したアルジェリア代表におめでとうと言わせてください。予選突破に値する戦いぶりを見せたと思っていますよ。本大会は各チームの力が均衡しているグループに入ったし、決勝トーナメントに進出する可能性はあると思いますね」
「マラドーナはワールドカップで優勝しているから、世間はメッシよりマラドーナが偉大だと思っている? 僕はそう思いませんね。メッシはワールドカップ優勝を果たす必要なく、世界ナンバーワンだということを見せているのです。マラドーナは過去のナンバーワンですが、メッシは近年のナンバーワンであることを立証しているのです」
「タイデルについて? 僕にとって、タイデルにしてもベルフォディルにしても、こういった選手たちがインテルにいること自体が喜ばしいですよ。2人とも若くて才能豊かだし、チームにこういう人材がいるのは重要なことです」
タイデル:「ベルフォディルはインテルに残ると思うかって? 僕としては、彼に残って欲しいのは当然ですよ。才能のある選手ですし、インテルでプレーするに値することを見せています。とは言え、みんなの決断をリスペクトしなくてはいけないですし、どういう展開になるか様子を見ていましょう」
ベルフォディル:「インテルを退団することになると思うかって? インテルでの居心地は良いですよ。1月のメルカートを待って、僕にとって、クラブにとって最も良い方向に話を持って行ければと思っています」