セリエA、インテル対サンプドリア:1ー1

ドローの結果で終了を迎えたものの、ネラッズーリの歴史に残る試合となった

[ミラノ] “ジュゼッペ・メアッツァ”スタジアムで開催されたセリエA・2013ー14シーズン第14節のインテル対サンプドリア戦は、ネラッズーリの勝利で飾れなかったものの、インテルの過去/現在/未来が象徴される特別な試合として歴史に残ることだろう。エリック・トヒル会長にとってサン・シーロでの初観戦となるゲームのキックオフ前、過去のネラッズーリがピッチに上がって観客に挨拶した。スタンドのファンは彼らにエールを送り、インテルを更に国際的にするために最善を尽くしたマッシモ・モラッティ名誉会長とトヒル新会長を拍手大喝采で迎えた。

ヴァルテル・マッザーリ監督は3バックにカンパニャーロ/ロランド/フアン・ジェズス、中盤はサイドにジョナタンと久々の先発出場のサネッティ、センターにはタイデル/カンビアッソ/アルバレスを据え、ワントップの背後にはグアリンを置いて、ゴールマウスにはハンダノヴィッチという布陣で試合に臨んだ。前半18分にインテル先制点を決めたのはグアリン。アルバレスが見事なフェイントで相手DFをかわしてセンタリング、これをグアリンが右足で決めてトヒル会長に初めての“メアッツァ”での歓喜をプレゼントした。後半6分には、グアリンが追加点を狙ってシュートを打ったが、惜しくもポストを叩いた。8分にはエデルがドローに持ち込んだかと思われたが、明らかにオフサイドだったため、ゴールとして認められなかった。サンプドリアの得点が生まれたのは、44分。オビアングに代わって入ったばかりのレナンの鋭いミドルシュートがインテルゴールに突き刺さり、試合は1ー1の同点の結果で終了を迎えた。


インテル対サンプドリア 1ー1
得点者:
前半18分 グアリン、後半44分 レナン

インテル:1 ハンダノヴィッチ;14 カンパニャーロ、35 ロランド、5 フアン・ジェズス;2 ジョナタン、21 タイデル(後半17分、10 コヴァチッチ)、19 カンビアッソ、11 アルバレス(後半41分、7 ベルフォディル)、4 サネッティ;13 グアリン(後半37分、16 ムディンガイ);8 パラシオ
控え選手:12 カステッラッツィ、30 カリーソ、6 アンドレオッリ、18 ウォラス、23 ラノッキア、28 プシュカシュ、31 ペレイラ、54 ドンコール、90 オルセン
監督:ヴァルテル・マッザーリ

サンプドリア:1 ダ・コスタ;3 コスタ、8 ムスタフィ、9 ポッツィ(後半28分、12 サンソーネ)、11 ガッビアディーニ、14 オビヤング(後半42分、5 レナン)、17 パロンボ、21 ソリアーノ、23 エデル、28 ガスタルデッロ(前半43分、19 レジーニ)、29 デ・シルヴェストリ
控え選手:30 フィオリッロ、6 ロドリゲス、7 カステッリーニ、15 ウショレク、22 ビャルナソン、25 マレスカ、27 エラーモ、37 ペターニャ、44 フォルナシエル
監督:シニシャ・ミハイロヴィッチ

主審:カルミネ・ルッソ(ノーラ)
警告:前半10分 アルバレス、11分 ガッビアディーニ、28分 コスタ、45分 エデル、後半31分 カンパニャーロ、33分 グアリン
ロスタイム:前半2分、後半4分
観客:43,706人


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