マッザーリ:「トヒル会長とモラッティ家の間には大きな連帯感がある」

「クラブ全体が一丸となっていることが感じられ、みんなでがんばろうという雰囲気が漂っている」

[アッピアーノ・ジェンティーレ] 「トヒル会長とモラッティ一族の間には大きな連帯感があると感じています。クラブ全体が一丸となっているとも感じていますし、インテルの為にみんなでがんばろうという雰囲気が漂っています。これはポジティブなことですね」。ヴァルテル・マッザーリ監督はインテル対サンプドリア前日会見でこう語った。

「明日のスタメン? チームがしっかりと反応してくれている時は、なるべく変えない方が良いんですよ。とは言え、私が指導するチームでは不動のスタメンはいません。 私はとにかくチームの利益を優先しているので、チームが結果を出せないとなると、全員が損するわけになるのです」

トヒル会長が『選手を獲得しても起用されないのでは意味がない』と発言したことに対し、選手陣の理想的な人数について聞かれたマッザーリは「そのシーズンの試合数によると思います」と答えた。「カップ戦がある場合とカンピオナートだけの場合では必要な人数も変わってきますからね。選手は試合に出ないと市場価値も下がるわけです。しかし、シーズン中にケガが発生することも頭に入れて選手陣を考えないといけないですからね。とにかく、選手全員にモチベーションがあって、選手の市場価値が下がらない程度の適切な人数を見出すべきです」

「私はスペクタクルなサッカーをやることに誇りを感じていますが、同時に勝ち点を挙げることを旨としています。サッカーを理解する者は知っている通り、攻撃と守備を分離することは考えられないのです。私は常に攻守両面を意識していますよ。私は戦術家なのです。ただカウンターを仕掛けるだけのサッカーではないです。我々が見せているみたいな、ポゼッションを重視しながら攻撃を組み立てるサッカーにこだわる監督はほんのわずかですよ」

マッザーリは最後に、南米選手が冬休みを2日余分に与えられているということについてコメントを求められ、次のように説明した。「公平であることを追求しての選択なのです。南米人選手が2日余分にオフを与えられているのは、彼らは移動のために丸2日を費やすからなのです。私は以前からそうやってきています。チームは抵抗なく受け入れていることですし、誰からも異議はありません。シーズンが始まる時点で話したことです」


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