[アッピアーノ・ジェンティーレ] インテルチャンネル番組“InterNOS”第10回のゲストになったサミル・ハンダノヴィッチは司会役のロベルト・モンザーニとナガーヤ・ベッカロッシ女史がまとめたファンからの質問に答えながら、様々な話をした。
「選手というものは、ピッチに上がる度に毎回、素晴らしい感覚を覚えるのです。試合が始まる瞬間は一段と感情が高まりますね。我々選手がどういう気持ちなのか、みんなに味わってもらいたいくらいですよ。チャンピオンズリーグなどのビッグマッチとなると、ますますそうですね。チャンピオンズリーグで再びプレーしたいかって? 誰だって出たいと思う大会でしょう」
「キーパーの役割? フィールドプレーヤー以上に集中が必要とされることもありますね。味方が攻めている時だって、油断はできませんから。キーパーの仕事はまさにこれですよ。例え試合を通して1回しかシュートを打たれなくても、いつだって反応できる準備をしていないといけないのです」
「これまでのチームのファンとは、常に良好な関係を築いてきました。とは言え、いつだって選手として何かを立証しなくてはいけないことはありますけどね。これまでの試合より、次の試合の方が重要なのです。道端でファンにどんな声を掛けられるかって? 僕はほとんど外出しないタイプなので、道端でファンに会うことはないですね」
「最も記憶に残っているセーブ? 特に評判が良かったのは、4〜5年前のウディネーゼ対シエナ戦でのセーブ、直近距離からのシュートに対するセーブでしたね」
「町としての、ウディネとミラノの違い? 僕は現在ミラノに住んでいないので、答えようがないですね。たまに外食とか、友だちに会ったりとかで行きますけど、本当にめったにしかないことです」
「インテルの現状? 僕が思うにはまあまあ良い調子ですが、我々にはもっとできるのだと信じています。大事なのは、チームが成長していっているということです」
「僕は自分自身に厳しいのかって? 時には厳しいですよ。時には自分のコンディションをチェックして、やるべき事をできるかできないか判断することも必要ですし。いずれにせよ、反省はいつだって大事ですよ。反省がなければ向上もないですからね」