[ミラノ] (ANSA通信)「今日、会長がクラブの今後の構造に関するガイドラインを述べたので、我々は今日から仕事に取りかかります。会長はやることが多かったので、テクニカル面に関する細かい話はしていませんが」。インテルのテクニカルディレクターのマルコ・ブランカは、スポーツディレクターのピエロ・アウシリオも参加したエリック・トヒル新会長とのミーティングについてコメントした。ブランカは今後の目標についても触れながら、こう続けた。「2016年のチャンピオンズリーグ決勝に出るというのは、時間的に理にかなったことかも知れません。偉大なチームの目標というのは、いつも最後まで戦い続けて常に競争力を高く保つことなのです」。自身の今後については、ブランカは「私が気にするより、(マスコミの)皆さんが騒いだ感じがします。私は毎日の仕事に集中して、チームの為に尽くしただけです。私は個人的な希望とかについては話しません。いつだって自分のクラブのためにベストを尽くすだけです」と述べ、パリ・サンジェルマンと接触があったという噂を全面的に否定した。なお、若手選手に関しては「彼らはあまり注目されると責任が増えるだけで、その若手に出番を与える監督にもプレッシャーがかかる羽目になるのです。ファンはクラブを信頼して、その決断を受け入れるべきだと思います」と述べたブランカは、最後にマッシモ・モラッティに感謝の意を表した。「公の場で我々の前会長、そして現名誉会長である人を今さら称賛する必要はないと思います。彼はインテリスタの為に信じられないことをやり遂げたのです。インテリスタがあれだけの勝利を味わったのは何年ぶりだったのでしょうか。モラッティは個人的な資源を多く注ぎ込んだことですし、我々が名誉会長に感謝を抱くのは当然のことです」(ANSA通信)