[アッピアーノ・ジェンティーレ] 「調子は良いよ。ウディネーゼ戦は(足に)違和感を感じたけど、今はこれまで以上に練習に励まないといけない時だ。チームは好調だし、嬉しいね」。“Sky Sport 24” の独占インタビューに応じたジョナタンは、聞き手のシルヴィア・ヴァッリーニ嬢の質問に答えながら自身の今季のブレイクについて語った。
「選手は信頼されていると感じるのが必要だし、僕は良いプレーをやるためには平静な心で試合に臨めることが大事なんだ。マッザーリ監督は僕に面と向かって話して、『お前に素質があることは分かっている。お前に賭けるぞ』と言って信頼を示してくれたんだ。監督の言葉に感謝しているよ。戦術面でも守備面でも向上することができたし、何よりもメンタル面が大事だけど、その辺でも今は以前より落ち着いてプレーできるようになった。みんなに信頼されていると感じられてね。でも、まだまだ上達しないとダメさ。練習でのスタッフの指示にしっかりと従うようにしているし、90分間を通して戦える持久力を付けて、戦術面でももっと向上しないとね」
以前は自軍ファンからブーイングされていたことについて「みんなもっと時間を与えてくれるべきだったかって? いや、あれで普通さ。ブーイングされるのはあれが初めてではなかったし、最後でもないだろう」と述べたジョナタンは、こう続けた。「サッカーの世界では、ちょくちょく意見が変わるものだからね。大事なのは、こっちは落ち着きを保つようにすることだよ。今はもう慣れたけど、遠く離れた国からやってきた者にとっては最初は簡単ではないというのはあるね。これについては、当時アルバレスとも話し合っていたよ。ブーイングされても、2人とも素質を持っているということを信じていたんだ」
「僕がサッカーを始めたのはベロオリゾンチのクルゼイロだよ。プロとしてのデビューは18歳の時だった。クルゼイロの後は6ヶ月間サントスに所属して、それからすぐにここにやって来たんだ。最初の頃は家族と離れているのが簡単なことではなかった」
サネッティの復帰によって出番が減る可能性があると思うかと聞かれたジョナタンは、次のように語った。「監督は僕のことを信頼している。キャプテンはとてつもない経験を誇るし、多数のポジションでプレーできる選手だ。コンディションが100パーセントになった時点で、監督が彼に適したポジションを与えることだろう。僕が外されることになるとしたら、また出番を与えられるように戦うさ」
最後に、エリック・トヒル氏がサイプレーヤーの補強の必要性に触れたことについて、ジョナタンはこうコメントした。「メルカートが開いたら、市場をチェックするのは当たり前のことさ。僕的には不安はないよ。自分の素質を自覚しているし、監督から信頼されているしね。モラッティ会長は本当に偉大な会長さんで、しょっちゅうロッカールームに来てはみんなに挨拶する人なんだ。いつまでもインテルから離れないだろうね。現時点ではトヒル氏に会ったことはないけど、こっちにやって来たらチーム全員とミーティングを開くことだろうと思うよ。彼はインテルの発展のために働くことだろうし、いろいろなビジネスを手掛けている重要な人だというのは明らかだから、僕らも会いたいという好奇心はあるさ。彼はインテルのためを心がけて、さらに競争力があるチームを作るためにやって来るわけだしね」