マッザーリ:「我々は難しい試合で重要な勝利を挙げた」

指揮官は試合後「苦戦を強いられたが、優秀な攻撃陣を誇るリヴォルノにシュートを打たせなかったのは大きい」と述べた

[ミラノ] インテル対リヴォルノ戦終了後、ヴァルテル・マッザーリ監督は “Sky” のマイクを前にして、まずサネッティの復帰についてコメントした。「様々なことが言えると思いますが、ありきたりのお世辞と解釈される恐れがありますよね。私が思っていることは、ロッカールームで選手に言いました。彼は世界レベルのカンピオーネですよ。今日の試合でも、出場した10分間でチームのみんなに安心感を与えました。あんな重傷を負ったにも関わらず、すぐにあのようにスムーズにプレーできる選手はそんなにいませんね」

「モラッティ会長はいつものように練習を見に来て、楽しんでいましたよ。マスコミが言うほど、会長がチームから離れたというのは感じませんね。今日だって試合前にチームに話して激励していますし。試合後はいつだってロッカールームに下りてきますけど、私は普段と変わったことは何も見ていませんよ」

「私がリヴォルノに対して大いなるリスペクトを抱いていることをニコーラ監督にも伝えました。リヴォルノの選手は生き生きしていて、優れたフィジカルコンディションを見せていましたね。なかなかスペースを与えてくれないので、我々は苦戦を強いられました。ここ最近の試合でインテルが見せていた成長ぶりからして、今日はもっと期待していたというのはあります。残念ながら、これまでみたいなキレは見られませんでしたね。とは言え、優秀な攻撃陣を誇るリヴォルノにシュートを打たせなかったのは大きいです」

ユヴェントス対インテルについてコメントを求められたマッザーリは、こう答えた。「他のチームのことには興味ありません。私はウチの若手たちを成長させることで忙しいのです。タイデルやコヴァチッチも含めてね。若手は全員、サネッティからも学ばないといけません。たった10分間の出場でも違いを示せることを見習うべきです」

「我々のパフォーマンスはともかく、リヴォルノがスペースをうまく封じたというのがありました。常にプレスをかけられている状態でしたし、難しい試合でしたよ。これまではでも、良いプレーを見せながらもドロー以上は行けなかったこともあったわけですからね。我々は常に大勢で相手エリアに押しかけることを意識していたし、早かれ遅かれゴールが生まれてもおかしくなかったのです。どういう形でのゴールだろうと、私は構わないですよ。繰り返しますが、最も大事なフィニッシュの場面でキレが足りないというのがありました」

「マテオ(コヴァチッチ)は非常に若い選手ですし、もっと実質的なプレーをやることを学ばないといけません。これは時間が必要なことですが、彼は頭の良い青年なのでね。ボールを持ってのプレーが多くて、スペースに飛び込むことが少ないのです。リッキー(アルバレス)とグアリンは今日、絶好調ではなかったわけですが、二人ともスペースを意識する選手です。フレディ(グアリン)もボールを持ってプレーするのが好きですけれどもね。とにかく、みんな大きな素質を持った選手なので、まだまだ大きな伸びしろがあるのです」


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