[ベルガモ] アタランタ対インテル戦終了後、インテルチャンネルのマイクを向けられたエステバン・カンビアッソは試合をこう振り返った。「向こうはインテル相手に勝ち点1を手にしたことを喜んでいることだろう。俺たちは一方、勝ち点3を狙ってここに乗り込んだんだ。どこでプレーしても、インテルは勝つことを目標にしているからね。とは言え、以前からアタランタ戦は手こずる試合だということを思えば、ベルガモでの対戦で引き分けたというのは決して悪いことではない。そんなに嘆くことでもないと思うさ。もちろん、ドローに満足しないで悔しがるというのは、チームが適切な精神を持っていることの証しだよ。現に、俺たちは最後まで諦めずにどうにか勝とうとしたんだ。それが実現できなかったのは確かに残念さ」
「サムエルを称賛したいかって?俺は個々の選手のパフォーマンスについて喋るのは好きじゃない。他のチームメートに対して失礼だったりするからね。いずれにせよ、彼のような選手が復帰してくれたのは嬉しいさ。彼は試合に出られない時もチームにとって貴重な存在だけど、やっぱりその姿をピッチで見るのは喜ばしいね。今夜の彼の出来は、ここ数年の定番のパフォーマンスと同じレベルだったと思うね」
「ここ3試合で勝ち点3しか獲得できていないことについて?試合はひとつひとつ違うものなんだ。トリノ戦は、数的不利で素晴らしい逆転劇をやって見せていたのに、土壇場で失点を喫したのが残念だったね。カリアリ戦とアタランタ戦はもっと惜しいかも知れないさ。この手の試合でリードしている時、追い付かれるのは本当に残念だよ」
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