［ミラノ］ 4ｰ2のインテル勝利となったヴェローナ戦終了後、ヴァルテル・マッザーリ監督は“Sky”のマイクを前にしてこうコメントした。
「今日の我々は本当に良いスタートを切りました。でも、途中から実際にゴールを狙うより、観衆を沸かせるためのプレーが目立つようになっていたのです。これは、やってはいけないことです。他にもやってはいけない軽率なプレーとかがあって、ヴェローナに反撃の機会を与えてしまったのです。確かに、これは若いチームです。結果を得るという責任を持つスタメンとしてプレーしたことが殆どない若手選手が多いわけですからね。我々は集中してしっかりとプレーしていたまでは素晴らしい試合をやりました。でも、そういった姿勢をちょっと緩めただけで、ヴェローナに苦戦を強いられてゴールを許してしまったわけです。トップレベルのチームでありたいのなら、我々は絶対に気を緩めないようにしないといけません。後半は再び集中して臨んで追加点を挙げましたが、その後はまたしても気が緩んでしまったのです」
「コヴァチッチは今日、新しいポジションでプレーしましたが、良いパフォーマンスを見せてくれました。特に、チーム全体が良い形で攻撃を組み立てる局面でね。彼はまだ非常に若い選手ですし、細かい点に気を付けなくてはいけないというのはあります。今夜は、彼だってナルシストになっている場面もありましたしね。このレベルでやる場合は、本当に試合結果が確実になるまで、うぬぼれたプレーに走ってはいけないのです」
「パラシオは偉大なカンピオーネです。その他の選手は若者が多いし、ベルフォディルは素晴らしいプレーと軽率なプレーの波を繰り返しています。カンピオーネがいると同時に、成長しなくてはならない選手がいる、といった感じですね。パラシオは昨シーズンも素晴らしい出来でしたが、今季はまた一段と良くなっています。他の選手はこれからですね。試合最後のレッドカード（ベルフォディルと、ヴェローナのモラスがやり合って退場に）にしても、成熟の問題ですよね。挑発されても、反応する場合としないようにする場合をわきまえないといけません。いずれにせよ、退場は妥当ではなかったと思いますよ。試合はもう終わっていたんだし、（レフェリーは）見て見ぬふりしても問題なかったと思いますけどね」
なお、長友とジョナタンのサイドでの活躍についてコメントを求められたマッザーリは、次のように述べた。「２人とも好パフォーマンスをしてくれました。非常に気に入りましたよ。攻守両面をしっかりとやってくれました。正直言って、ジョナタンをサマーキャンプで見た時は、こんなに良いプレーをするとは期待してませんでした。この調子で続けてくれることが願いですね」
「パラシオを下げた理由？火曜日にはアタランタ戦があるのでね。それに、4−1で勝っている時に他の選手を試さないと、実験ができませんしね…。カンビアッソの交代？彼の場合もイエローを喰らっていたし、火曜日の試合を考慮して下げたのです」
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INTERVISTA WALTER MAZZARRI POST INTER-HELLAS VERONA
