カリーソ:「僕の目標は自分のチームに手を貸すこと」

インテルチャンネル番組“InterNOS”に出演したフアン・パブロはGK陣の人間関係についても語った

[アッピアーノ・ジェンティーレ] 「ゴールを許す時、孤独感を感じることがちょくちょくありますね」と笑いながら言うフアン・パブロ・カリーソは、インテルチャンネル番組“InterNOS”でネラッズーリ守護神たちの性格の違いについても話した。「3人ともまったく違うタイプですよね。だからこそ、テクニック面や戦術面で色々と話し合うことを心がけてますよ。一人一人が自分の考え方と独自の練習への取り組み方があるわけですけど、3人一緒にやる場合はそれぞれが望むことをうまく管理して協力しながらやるようにしてます」

「キーパーはみんな、もともと狂っているというのは本当かって? そう言われますよね(笑)。まあ、例えば自分のミスで失点した場面なんかでは、チームの信頼を保つためにキーパーとしての自信を見せ続けて、みんなに安心感を伝えられるくらいの精神力は必要です」

「とにかく、みんなの共通の目標は良い結果を出すことなのです。試合中、GKに指摘したり指示したりする仲間もいますけど、まあ特に親密な関係がある選手だし、良いと思ってアドバイスを出しているわけですからね。だから、僕もそれに立腹したことはないですよ。みんな、積極的に試合に臨んでいるということなのです」

アルゼンチン代表への思いについて聞かれたカリーソは、次のように述べた。「以前、代表の一員であったことは大きな名誉だと思っているし、ある日また招集されたいという気持ちはあります。でも、インテルに入団することを決めた時にまず目標としたことは、真面目なプロがいるしっかりとしたクラブで自分のキャリアを立て直すことだったのです。ここに来る前は、そういった環境に恵まれてなかったのでね。現時点での自分の人生において、ワールドカップは特に目標として感じていません。目標は自分のチームに手を貸して、良い結果を出すようにして、できたら将来インテルの正GKになることですね。まあ、今は僕の前には本当に偉大なキーパーがいるので、その事実を受け入れるようにしてるし、第2キーパーであることに満足してますよ」


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