● 昨シーズンから今季にかけて、インテルはサン・シーロでの公式戦でここ11試合、必ず得点している(計23ゴール)。最後に無得点で終わったホームゲームは3月10日のインテル対ボローニャ戦(0−1)。
● サミル・ハンダノヴィッチがイタリアでプレーし始めて以来、最もゴールを許した対戦相手がローマである。 ハンダノヴィッチはこれまでの公式戦で計377失点を喫しているが、そのうち29失点はローマ戦でのもの。
● エステバン・カンビアッソとウーゴ・カンパニャーロはイタリアに渡って以来、10月が最も得点が多い月となっている。前者は計39得点中7ゴールを、後者は計15得点中4ゴールを10月に決めている。
● 2013−14シーズン6試合が行われた時点で、ローマはリーグ最多得点数/最少失点数を誇っており(17得点/1失点)、インテルはそれに次ぐ成績を残している(16得点/3失点)。なお、インテルとローマはナポリとユヴェントスと並んで、今シーズン一回も敗戦を喫していないチームである。
● 昨シーズン、ローマはインテル相手の2回のアウェーゲームを勝利で飾っている(セリエAで3−1、コッパイタリアで3−2)。ローマがインテルホームで2連勝するというのは、1941−42シーズンと1942−43シーズンに記録されただけである。
● ローマはセリエAがイタリア統一リーグとして発足して以来、インテルホームで99得点を挙げている。最初のゴールは、1931年12月20日の対戦の前半3分にフォルクが決めたもの。ちなみに、その時のインテル対ローマ戦は2−1のネラッズーリ勝利となった。
● 今シーズン、ローマは9月16日のパルマ戦で前半39分にビアビアニーにゴールを許したのが唯一の失点。結局3−1のローマ勝利で終わったその試合の残り59分に、ラツィオ戦(ホームで2−0で勝利)、サンプドリア戦(アウェーで2−0)、ボローニャ戦(ホームで5−0)のプレータイムを加算すると、ローマは321分の無失点状態を保っている計算となる。
● ヴァルテル・マッザーリとローマのルディ・ガルシア監督が対戦するのは、今回が初めて。
● これまでヴァルテル・マッザーリは監督として19回の公式試合でローマと対戦しており、6勝4分9敗の成績を残している。
● ルディ・ガルシア監督はこれまで2回ローマ相手に公式戦を行っている。リールの監督を務めていた2011−12シーズンのことだが、当時のチャンピオンズリーグ戦でガルシアはネラッズーリ相手に2回とも負けている。