マッザーリ:「モラッティ会長のおかげでインテルの雰囲気は最高」

「大きなファミリーといった感じで、誰もが真面目に仕事に打ち込んでいる。これは仕事を愛する私の価値観と一致している」

[アッピアーノ・ジェンティーレ] インテル対フィオレンティーナ戦の前日会見で、これまでの戦術に手を加えることも検討しているのかと聞かれたヴァルテル・マッザーリ監督は、「マシーンがエンジン全開で走っているというのに、どうして変えなくてはいけないのか分からないですね。それに、明日の試合は戦術面で実験をやるに最も適していない試合です」と答えた。「先発メンバーに関しても、これまでの選手で行きますよ。誰かが疲れを感じていると言ってきていたのなら1人2人の入れ替えも考えたでしょうけども、現時点ではその必要がないのだと思うのでね」

イカルディ、ベルフォディルが先発する可能性についても聞かれたマッザーリは、これまでのスタメンを変更するつもりはないと改めて念を押した。「サッカーは11人でプレーすることを皆さん、ご存じですよね?彼らを先発させるとなると、誰を外せと言うんですか?そんなことをやる理由がないですよ。現在のスタメンがすごく良いパフォーマンスを見せてくれているのでね」

選手時代、自分の下でプレーしていたヴィンチェンツォ・モンテッラがやがて監督になると思っていたか?という質問を向けられたマッザーリは、次のように述べた。「ベンチ要員として扱われるのが大嫌いだったし、強情な性格の持ち主だということは分かってましたよ(笑)。膝の調子が悪くて他の選手より動きが鈍い時でも、いつもプレーしたがってましたからね…(笑)。いやいや、彼は好青年だし、(監督になることも)想像できましたよ。引退してから知りましたけどもね。彼が監督になるため勉強している時に連絡があって」

「リカルド・アルバレスの好調?リッキーとは昨日話しましたけど、彼はこの調子で続けることに集中するべきですね。外部の評価はいつだって急激に変わるものですから、私は彼をあまりそういったものにさらさないようにしているのです。シーズンを通して今のレベルのプレーをやってくれたとしたら、この上なく素晴らしいでしょう。放出の可能性が噂になっていた時、まず私に会わせてくれと言ったのですよ」

前日会見終了後、インテルチャンネルの独占インタビューに応じたマッザーリは、クラブの雰囲気について聞かれ、次のように印象を語った。「ここは快適な環境ですよね。モラッティ会長は大きなファミリーといった感じの雰囲気を作ったし、誰もが真面目に仕事に打ち込んでいます。これは、仕事を愛する私の価値観と一致していることなので」



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